大阪の口腔外科学会へ

投稿日:2015年1月7日

カテゴリ:医院ブログ

日曜は朝4時に起きて大阪の口腔外科学会に日帰りで参加。品川から新幹線に乗る。大阪国際会議場までは約3時間の旅である。

実際は金曜から始まっているんだが、開業医が3日連続で学会参加などできるはずがない。。ひまな大学関係者しか参加できない。。(失礼)

最近色々思うのが、学会の勢いの差である。
自分は口腔外科学会、歯科麻酔学会、口腔インプラント学会、日本歯周病学会、障害者歯科学会。。その他色々の会員である。

インプラントと歯周病学会はさすがに花形なので勢いがある。専門医や認定医などを目指す開業医や歯科衛生士が多数参加している。障害者歯科学会はもともと熱意のある歯科関係者の集まりなので、目の色が他と違うのだ。。歯科麻酔学会は20年後に存在しているのだろうか?

ところで今回の口腔外科学会。。
学会のパワーをみるポイントとしては。。
①会場の熱気
②参加者数
③演題
④企業のスポンサー数など色々ある。。。

も ともと歯科の世界では一番大きかったのが、口腔外科学会である。今になってもまだ、自分達が歯科界の中心にいると勘違いしていることが多い。最近は教授達 の新旧交代が多いので、少しずつ変わるのかもしれないが。。でも所詮、大学内でのみ生きてきた先生が教授になってしまうのだ。。ここが日本の歯科界のがん であり膿である。ここにメスが入らない限り変化はないだろう。。

もっと開業医にも視野を拡げた学会運営が必要だと思う。ほとんどが大学関係者であり、世間と乖離しまくっているということが分かっていない。。残念である。