インプラントと骨移植

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

インプラント治療において、すべてがいい条件であるということは少ない。個人差があるので、状況に応じて対処しなければならない。
今日の患者さんは上前歯をインプラント希望。ただし、CTでは幅が3mmない状態。対応策
①骨を拡げながらインプラントをする。
②骨移植して、状態を良くしてからインプラント。
③インプラントと骨移植同時。 
を提示し、①で行うことになった。ただし、状況によっては②にしますと説明。


骨は予想以上になくて、結局骨移植を行った。人工骨(βーTCP)とコラーゲン膜を併用。3ヶ月後に他の部分と同時にインプラントに変更となった。

臨床をしていると、その場で判断をくださないといけない場面に遭遇する。今回は予想していたのでスムーズに対応できた。

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