新年インプラント症例

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

今日はインプラント手術2症例。午前と午後に行った。
午前中の方は歯周治療が終了し、1本欠損の部位に1本のインプラントでブリッジを回避できた。術中も血圧なども問題なく終了し、ctで確認後に帰宅。

午後はインプラント2本の患者さん。昨年に前歯の部分には人工骨移植を行っている。約4ヶ月たって今回インプラント手術。非常に柔らかい部分と硬い部分があるので注意が必要だった。待機期間を長めにしていく必要があり。
その間に下をすることになる。

イ ンプラントをやっていて感じるのは、歯は治療という行為があると駄目になっていくということ。。。これは歯医者が悪いのではなく、歯という構造上仕方がな い。虫歯程度ならいいのかもしれないが、神経を取ったりしていくと確実に将来性がなくなる(全てではないが。。。)。神経の治療が良くても歯が折れること は回避できない。これは誰がやってもできないだろう。

もともと歯がなくなれば動物は衰退せざるを得ない。歯のないライオンが元気というのは聞いたことはないし。。。人間だけ回復することができる。

1本歯がなくなり、ブリッジが入り、その支えている歯に神経がない場合は確実に悪くなる。ということは治療しないようにすることが大事。

ただ将来に備える必要がある。
マンション買って、修繕積み立てがあるように将来に備えて歯科積み立てなんていうのもありじゃないかとも思う。将来かかるリスクや治療費なんかを説明しておくのも歯科医師の責任だろう。特にインプラントなどする場合費用がかかるので。。。

ただなんでもかんでもインプラントというのは能がない。歯の保存が第一、しかしインプラントという治療のオプションがあると治療がシンプルになる。

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オペ室はこんな感じです。

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