骨が硬い場合～市川市岸田歯科口腔外科ブログ

今日は午前中は衛生士研修のため診療は休診。

僕と勤務医、助手2名でインプラントオペである。通常の診療患者さんの合い間ではないので、時間に追われずに手術ができるいい環境である。

すでにインプラントが入っている患者さん（当院で5年前に治療）なので、流れは理解していただけている。
手術は30分もかからずに終了。ただし、骨質がかなり硬く出血が少ない感じであった。
骨に圧がかからないようにタップをしっかり切る事がポイントである。
全く出血しない場合はインプラントせずに、治癒期間をおくこともあるが。。今回はストローマンインプラントを1本植立した。
しばらく経過観察が必要である。

今日のインプラントオペ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

今日は午後に１本のインプラントオペ。
骨も十分にあるいいケースである。本来は２本必要だが、将来を考えて１本にした。
患者さんは、数種類の内服薬を飲んでいるので、しっかりと全身管理をしながら対応。

インプラントはSWEDEN&MARTINAの直径５mm長さ10mmワイドを使用した。

初期固定はやはりいいインプラントである。約２０分で終了、患者さんも楽だったようである。
術後のCTも問題ない。

その後、柏に急いで向かう。ストローマンの研修会である。

サイナスリフト後のインプラント〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

今日は水曜日、午前中にインプラントオペ。
約5ヶ月前にサイナスリフトという骨移植を行った患者さん。通常ではインプラントできる骨量がなかったので、LASKITという器具を用いていた。

既に２本インプラントを入れて満足されている患者さんであり、流れもスムーズであった。
使用した人工骨もいい状態になっていて、ストローマンインプラントを使用して問題なく終了。術後のCT撮影でも良好であった。３ヶ月待って人工の歯を入れる予定である。

その後、5年前に両側サイナスリフトした症例のCTを撮影したが良好であった。

フラップレスのインプラントオペ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

火曜日の午前はインプラントオペ。
先月に奥歯のブリッジが折れてしまい抜歯になってしまった患者さん。

手前に自分が5年前に入れたインプラントが問題なくあり、患者さんも義歯は嫌だというので、インプラントの追加埋入となった。

元々のブリッジのポンティックの所に骨が十分あり、上顎6番、歯肉の状況も良好なのでフラップレスでのインプラントオペ。

フラップレスとは、切開せずオペを行わない方法。当然、腫れたり、痛みはないので（全くない場合が多い）患者さんは楽である。手術時間も5分かからないのだ。。
条件がいい場合には可能だが、全ての患者さんに出来る訳ではない。

CTを撮ったり、基本的にある程度の経験がないと出来ない方法である。

今日のインプラントオペ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

今日はインプラントオペ。
アメリカの学会から戻ってきて、いろんな症例を見た後なので気合いが入る。

SWEDEN&MARTINA社のワイドを１本使用。同時に隣在歯にエムドゲインを用いての再生療法も行った。垂直性の骨欠損があったので、回復を期待したい。

SWEDEN&MARTINAはイタリアのインプラントメーカーで、複数のシステムを提供している。今回はワイドのタイプを使用、骨がかなり柔らかい症例であったが、初期固定に優れた形状なのでいい感じに終了できた。