岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
臨床歯周病学会で。。売り子
金曜日は委員会などに参加。夜は広島の美味しい料理をいただいた。
土曜日は学会なんだが、今回は震災復興支援を兼ねているので、学会で企画したチャリティーグッズを販売していた。しかも朝から晩まで立ちっぱなし。。
ただ普段商品を直接売ることのない仕事(歯科)なので、皆慣れていない感じであった。歯ブラシなどは売っても、会計は受付でやるので金銭の受け渡しに慣れていないのだ。。。
しかし、時間の経過とともに慣れてきた。特に関西の先生方の呼び込み、売り込みは流石であった。
せっかく広島まで行ったのに、学会の内容は全く聞けないのが意味不明だったが、いい経験であった(笑)
あとお金を稼ぐことの大変さがわかった。。今までわかっていなかったということではないけど。
臨床歯周病学会のため広島へ
今日は金曜日。今日から広島での臨床歯周病学会に出張である。
学会は土曜、日曜なんだが、学会運営の仕事があるので前日入りである。下っ端なので雑用担当であり、逆に何をしていいのかわからないことも多いのだが(笑)
東京から広島は新幹線でのんびり行くか、飛行機で飛ぶかの境界である。羽田での移動や広島空港から学会場までのバスを考えると、あんまり違いはないのだ。
今回は飛行機を選択してみた。広島空港は初めてなので楽しみである。でも9月から11月にかけては学会シーズンでほんとに大変である。来月も三重や大阪に行くし。。うちの経費は交通費と研修費だらけである。。(笑)
技工士学校での講義
木曜は午前中に技工士学校での2コマの講義。
国府台にある筑波大学付属聾学校の技工科の生徒たちに対してである。
自分が手話で行うのではなく、講義内容を2人の先生が手話と筆記で伝えてくれる。そのため通常の講義よりもスローペースである。
内容は歯科医師の社会貢献と歯科用CTの応用というテーマを1時間ずつ。
なかなか生徒に興味を持ってもらうのは難しいテーマなんだが、どうだったであろうか?
帰りは江戸川周辺を散歩し、色々考え事しながら帰宅。たまには自然に触れるというか、いい空気を吸うのもリフレッシュである。
今の時期は散歩にちょうどいいようだ。ちい散歩であった(笑)
マイクロのオペ
水曜日は自分は診療休みであるが、金町の鈴木先生のところにオペ見学。
今日は前歯部の結合組織移植である。マイクロスコープという歯科用の顕微鏡を用いて、最小の切開で行う。
非常に繊細な手術なので、見ている方にも緊張感がある。一番大変なのはアシスタントなんだが。。
今日もゴットハンドのオペであった。あの集中力はさすがである。
結合組織を露出した歯根面に密着させる方法はインプラント周囲のカラー露出のレスキューに応用できそうである。
大阪の口腔外科学会へ
日曜は朝4時に起きて大阪の口腔外科学会に日帰りで参加。品川から新幹線に乗る。大阪国際会議場までは約3時間の旅である。
実際は金曜から始まっているんだが、開業医が3日連続で学会参加などできるはずがない。。ひまな大学関係者しか参加できない。。(失礼)
最近色々思うのが、学会の勢いの差である。
自分は口腔外科学会、歯科麻酔学会、口腔インプラント学会、日本歯周病学会、障害者歯科学会。。その他色々の会員である。
インプラントと歯周病学会はさすがに花形なので勢いがある。専門医や認定医などを目指す開業医や歯科衛生士が多数参加している。障害者歯科学会はもともと熱意のある歯科関係者の集まりなので、目の色が他と違うのだ。。歯科麻酔学会は20年後に存在しているのだろうか?
ところで今回の口腔外科学会。。
学会のパワーをみるポイントとしては。。
①会場の熱気
②参加者数
③演題
④企業のスポンサー数など色々ある。。。
も ともと歯科の世界では一番大きかったのが、口腔外科学会である。今になってもまだ、自分達が歯科界の中心にいると勘違いしていることが多い。最近は教授達 の新旧交代が多いので、少しずつ変わるのかもしれないが。。でも所詮、大学内でのみ生きてきた先生が教授になってしまうのだ。。ここが日本の歯科界のがん であり膿である。ここにメスが入らない限り変化はないだろう。。
もっと開業医にも視野を拡げた学会運営が必要だと思う。ほとんどが大学関係者であり、世間と乖離しまくっているということが分かっていない。。残念である。
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