岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧

セレックのセミナーにて

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

日曜日は午後から上野でセレックと経営学のセミナーに参加。
セレックとは自分の医院でセラミックのかぶせ物を作るシステム。日本の歯科医院には1000台導入されている。これは全体として1%である。
http://www.kishida-dental.com/menu05/004_-cerec3-/ 当院のセレックページ

セ レックは当院に導入して約2年たったが、なんでもっと早く導入しなかったのかと思うほどいい機械である。確かに導入コストはかかるが、楽しく診療ができる し、何といっても銀色の歯を入れないということが歯科医師としてうれしい。まあ自費診療になるので、保険では治療はできないのだが。。
セレックに ついては、同じ千葉県の青柳先生が演者であった。インプラントの勉強会でも一緒で、色々と教えてもらっている。診療室の規模、システムがほぼ同じで、セ レック、歯科用CT、滅菌、消毒機器などがそろっている。自分の中では、勝手にモデル医院(目標)とさせてもらっている。
今回もセレックの活用法や院内での対応など非常に勉強になった。

次いで経営についての勉強。歯科医院も企業なので収益性がないと新しい機械も購入できないし、リニューアルもできない。。医療は赤ひげ的な部分も必要なんだが、もうそんな時代ではない。。医院の倒産、夜逃げなど珍しくない時代だから。。

経 営は医院の現状やこれからの方向性の基盤となるものであり、重要な部分なんである。今回は最近よくセミナーをしている埼玉の内田先生の講演。キャッシュフ ローなどについて分かりやすく説明していた。自分の中でもまだまだ勉強不足であるので、全体像をもっと理解する必要性を感じた。

外傷の治療

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

今日は土曜日。午前中は忙しかったものの無事に終了。
午後は歯が折れたという外傷の患者さんが来院。口腔内を見ると破折している。
前の患者さんが早く終わり、次の患者さんも少し早く来院してくれたので、時間があり、やることができた。
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処置前 完全に折れてます。。


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処置後 とりあえず応急処置です。今後微調整していきます。

今日は例年なら市川市の花火大会だったが、震災のため中止である。神宮の花火大会は今日だが、もう間に合わないかな。。。

エムドゲインでの再生療法

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

今日午後は気合の入る症例。重度の歯周病で、骨の欠損もあり、歯並びも悪くなった患者さんの歯周外科治療を行った。

初 期治療が終了し、矯正治療も安定してきたので外科治療になった。ここまで約1年以上かかっている。外科治療してから矯正という方法が一般的であるが。。。 矯正治療によって歯並びも当然変わるんだが、ある程度の骨のレベリング(平坦化)もできるのである。ブラケットの位置やワイヤーのかけ方で味付けをするの だ(笑)
矯正治療で歯周病を治すという感じである。

今日は、2箇所に残った骨の部分欠損を徹底的にきれいにしていく。そこにエムドゲインという薬を塗布することで、組織の再生が期待できるのである。ただし、適応があるので、なんでもかんでも再生というわけにはいかないんだが。

最近は、患者さんからも再生治療やらGTR法(過去の方法なんだが、最近保険適応になったという。。方法)の質問を受けることが多い。きっとテレビで誰かが話したんだろう。。(笑)

診療の後に。。

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

今日は診療終了後に色々と雑用をこなした。来週までに歯科麻酔学会の投稿論文を修正し、再 投稿しないといけないので最終確認。今回の査読が問題なければ、論文掲載可能との返答をもらっているので頑張らないといけない。訂正箇所を修正し、何回も 熟読して、言い回しや整合性を再確認していく。地道な作業であるが、論文を査読してくれている大学教授の方たちの負担を減らさないといけない。時間を割い て見てくれているのだから。。

ただ読むだけではなく、熟読である。これができるかできないかは歯科治療にも通じると思う。昔、師匠にスラ イドの映写機の映す角度が微妙にずれていて怒られた経験がある。この時に「仕事のレベルなんかは、このズレを見ればわかるんだよ。。」と一喝された。確か にその通りであり、こだわっている人から見れば大甘だったと思う。一つのことが、しっかりとできる人はなにをやってもできるものなのだ。逆にできない人 は、なにをやっても中途半端なものだ。でも自分では気がつかない。。。(笑)

論文を読んでいる時間の間には当然セレックの削りだしも。。時間は限られているので効率よく使わないといけないのだ(笑)

歯科医師会のアンケート

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

県の歯科医師会からアンケートがきた。内容は滅菌などについてである。
ただし、その項目が終わっている。。。学術委員ってこんなことを調査するのが仕事ではないような。。

質問項目を簡単に書くと、
①治療の時に手袋を使ってますか?
いまの時代に手袋を使わない歯科医院があるなんて。。確かに検診や消毒程度では必要ないが、治療行為には当然じゃないだろうか?

②タービン(ドリルのこと)の消毒、滅菌してますか?
ここが質問になることがおかしい。。レストランでスプーンやナイフを水洗いして、アルコールで拭いて次のお客さんに使うだろうか?歯科治療はもっと汚い部分を扱うし、感染症(肝炎など)のリスクもあるのに。。
しかも、してない場合に理由を書く欄があり、コストだとか必要性を感じないみたいな意見に○をつけるようになっている。。

当院では手袋は当然なので、論点ではない。一日の診療が終わると凄い量になる。
ター ビンは外だけでなく内部の洗浄、滅菌ができる滅菌器を導入しているので論点にならない。この内部が滅菌できるというのがポイントで、一般の歯科医院では普 及はしていない。千葉県でも数台しか導入されていないようだ。外部が滅菌できるのもあるが、ちょっと片手落ちかなと思う。
自分が患者であった場合を考えると、当然の設備投資、経費だと思うんだが。。逆にここをしっかりすれば、患者さんは理解してくれるのだ。ただ、当然保険点数には加算されないのだが。。(笑)

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