なにを考えているのか。。。

月に1回県歯科医師会から雑誌が送られてくる。一応会議の議事録みたいなものには目を通すのだが。。今日は朝から愕然とした。。。

確 かにいいことも話し合っているんだが、県の会館から灰皿が撤去されることに対して、分煙にしてほしいとか、喫煙スペースを作ってほしいとか、まだタバコが 完全に悪いという証拠がないとか。。。本当に意味不明である。こんなことで国民から信頼される歯科医師像など作れるわけがない。。

医療従事者として喫煙は考えられないことである。ライセンス剥奪に値する行為だ。

ある委員（某市の会長クラス）が、タバコを吸う権利がある！などと言っているようだ。馬鹿じゃないんだろうか？評価に値しない。

専門医教育講演にて。。

歯周病学会に行く目的として、専門医更新がある。5年間で一定のポイントが必要であり、発表と参加が義務になるのだ。。。今回は参加のみ。

そこで専門医教育講演が開かれる。これに参加するとプラスのポイントが加算されるのだ。今回はタバコの話。なかなか興味深かった。

よく受動喫煙といわれるが、タバコ臭い人や部屋の残り香も有害であるとのこと。。タバコの煙は秒速７ｍ！以上である。吸う人は他人に迷惑かけず、自らの意志で寿命を短くしてほしいものである。最近放射能の問題があるが、実はタバコによる害の方が深刻なのである。
現在、タバコのために全世界で年間500万人が死亡！これは500人乗りのジャンボジェットが毎日27機墜落し、全員死亡するペースらしい。。

歯周病学会へ

土曜日は福岡へ。大雨である。
行くつもりはなかったんだが、歯周病学会に参加、台風に向かっていく感じなので飛行機は揺れる。沖縄や鹿児島便は運休になっていた。

今回は参加者が結構いたようだが、あんまり得るものはないというのが、周りに聞いた感想で多かった。
ただ、昔の仲間や先輩、後輩と会えるのも学会の楽しみの一つである。

大学にて思うこと。。

火曜日は日大松戸歯学部へ。熊本にいる頃から近藤教授の教室の顎顔面外科講座の研究生にさせてもらっている。

後輩の瀧口先生もいるので、病院内をいろいろめぐってくることが多い。
今日は外来、手術室にいて見学してきた。
いつも思うが、せっかく大学病院で症例の宝庫なのに。。。教室間のつながり、対立、エゴなどで自由な雰囲気がないのがもったいない。。。

顎関節の権威の近藤教授。関節に細い内視鏡を入れようとしています。
昔、熊本でパンピングや上顎の骨切りを教えてもらいました。。。ただ学生にこの手術の意味がわかるんだろうか（笑）すごいーで終わりそう。。

外来では、珍しい処置をしているのに、他の医局員は見れなかったり、本当は見たいのに上の先生の顔色伺って。。。という感じである。
自分は週１程度の研究生なので、関係ないのだが。。。若い力を活かせてない。。

日本の歯科を変えるには、大学改革が最優先だと思う。ただ大学にいる先生には無理だろう。外部の力が必要である。

今の日本国の縮図が歯科大には色濃く残っているのだ。。

新しいインプラントの発表会

今日は昼からストローマンというインプラントメーカーの新商品の発表会に参加。新商品といっても、海外では5年位前から使用されている。当院でもすでに使用している、ボーンレベルインプラント。

新しいといっても、全てが変わるわけではなくて、適応できる症例が増えるのだ。
会場ではお世話になっている技工士さんや同級生、後輩などと会えて色々と情報を交換できた。

有名な先生2名が症例発表していたが、スライドの作り方、見せ方、文献引用など参考になった。デジカメに記録しているので、自分のプレゼンに参考にしたい。

やっぱりmacのほうがスライドは綺麗でおしゃれである。。。買おうかな。。でも使いこなせないだろうな。。。