岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
横田教授の退官パーティー
土曜日は11時過ぎまで診療し、あわてて羽田へ。
小倉で九州歯科大学歯周病科の横田教授の退官パーティーに参加。横田教授とは熊本の伊東歯科時代からお世話になり、歯周病学会の専門医試験の際の指導教官でもあった。千葉に戻ってからも、国内学会やアメリカ歯周病学会でも偶然会ったりしていた。
300人ほどの先生が集まり、横田教授の人柄だな。。と思った。
二次会には参加せず(笑)小倉の町へ。。
東京からのメンバーとおしゃれなワインバー(リサーチ済み)で合流した。
その後、最終的には屋台に落ち着いた。
屋台のおでん。お酒は置いてないんです。関東にはないメニューがあり、シュウマイが串に刺さってました。
飲みたい人は近くのコンビ二で持ち込みます。
弘岡先生、山脇先生と記念写真。
ちなみに夜の2時でした。。。明日は朝6時の新幹線で大阪へ。。。
部分矯正の重要性
矯正治療は子供のものというイメージがある。
確かに8割以上は子供、もしくは若い女性の患者さんである。ただ今後は歯周病で歯が動いてしまう患者さんに対しての部分矯正(LOTとかMTMと言われる)が重要になってくるだろう。
子供にも予防矯正といって、大人の入れ歯のような装置を使って行うものがあるが、これとは違う。
歯周病になると歯の周りの骨が溶けてしまい、歯が動いてしまう。すると全体のかみ合わせが崩れて、下の前歯が飛び出し、その結果上の前歯が押し出されるのだ。
フレアーアウトというのだが、50歳以上の歯周病の方に多い。
矯正専門医の先生の発想と一般歯科医の発想は、部分矯正では異なってくるのである。
どちらがいいとかではなく、治療計画のなかで上手く連携が必要である。
初診 重度歯周病
現在治療中 歯肉も綺麗になっている。
真間小学校の歯科検診
今日は校医をしている真間小学校(自分の母校)に行った。ちなみに校舎などは全く変わっていないのだが、校門に厳重に鍵がかかっているので、いつも入れない。中で遊んでいる子供達に声をかけ、開けてもらった。
当然であるが、当院の患者さんが多かった。子供達に「うちの先生だ!」と言われると悪い気はしないものだ(笑)
うれしそうに、挨拶してくれる。。。
ここ10年で虫歯は確実に少なくなっている、ただし歯並びが悪かったり、将来矯正になりそうな子供がほとんどである。虫歯が少ないかわりに、歯肉炎も多い。約8割が歯肉炎だろう。歯石がついてる子供も多い。
そのなかで、虫歯のない子を選んで市川市のコンクールに推薦するセレクトもしないといけない。全員の中から選ぶのだが、6人残ったうちの半分が当院で定期健診している子だった。
ただ、コンクールは治療行為がしてあると出れないのだ。。矯正装置でも駄目である。
しかもシーラントという予防的なフッ素コーティングがしてあっても駄目なのだ。。
歯科医院で定期的に管理してるからシーラントや矯正装置が入っていて、なおかつ虫歯がないのにコンクールには出れないのだ。。
「歯科の介入していない虫歯がない子供」を表彰するという。。なんとも的外れな企画である。しかも選考委員に歯科医師もいるらしい。。
それならば、歯科医師の予防の努力という意味がなくなるんじゃないだろうか?シーラントがしっかりしてあって、矯正の拡大装置が入っている子供に金賞を与えるべきである。なんかおかしい。。。
ノーベルのグラフトセミナーに参加
土曜と日曜は朝からノーベルのグラフトのセミナーに参加。
前から行きたくてしょうがなかったセミナーのひとつで、いままでは大阪で4日間開催されていたコースである。
講師は奈良で開業している堀内先生である。骨移植(グラフト)の世界では日本一というか世界でもトップクラスの先生だ。日本でのインプラント治療なら間違いなくダントツである。
今回は骨移植やサイナスリフト、骨延長というアドバンス的な内容である。正直なところ、先生の術式を同じようにやるのは、相当な口腔外科のスキルが必要不可欠である。経験のない先生が、自分でも出来ると思うとまずいのだ。。。
所々にポイントがあるので、必死にノートを取って食いついていた。
土曜は懇親会もあり、今度奈良に見学にいく約束を取って来た(笑)
さ らに銀座と松山で開業している、こちらも有名な中平先生とも見学の約束を取り付けた。中平先生は愛媛の今治出身で、自分の祖父(今治の隣町の波方町出身) と親しかったという話で盛り上がった。まさか最先端のノーベルの研修室で四国の祖父の話がでるとは。。。ただそれにしても、これだけのキャリアのある先生 が貪欲にセミナーに参加しているのは、素晴らしいと思った。
今日の診療は充実感あり
今日は水曜日、午前中は色々と充実していた。
まずはエムドゲインを併用した再生療法の歯周外科症例のオペから始まり、インプラント1本とマイナーな骨移植の臼歯部オペ。
合い間に定期健診の患者さんを数名確認し、その後、技工室にこもりセレックの削りだし6本(設計は昨日診療後にしておいた)。ひとつ削るのに10分程度かかるので、その間にemaxクラウンのセット、最後にジルコニアセラミッククラウンの形成、仮歯調整4本であった。
なかなか充実した半日であった(笑)
午後は都内で勉強会に行ってきます。
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