岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
歯は何回磨くべきか。。?
歯を一日のうち何回磨くべきであろうか?これには明確な回答はできない。個人の生活環境や免疫力、唾液量、細菌の質など複雑にからんでくるからだ。仕事が忙しいなら、当然磨く時間はないし。。
理 想は毎食後と就寝前の計4回だろう。なるべく歯磨き粉は使わないか、少量つける程度でいい。しっかりブラシが当たっていれば5分くらいで十分だろう。ただ し寝る前は舌(べろ)やほっぺの内側もブラシをあてる事をすすめる。歯だけでなく口の中全体を綺麗にするというイメージが大事である。
ある高名な歯周病専門医が言っていたが、どんな磨き方でも汚れが取れていればいいのだ。ただ多くの人は磨いているのに、磨けてないという状態である。
電動歯ブラシを過剰に信頼している患者さんも多い。。確かにいいものだが、使い方をわかっていなくて自己流になると危険である。
ちなみに歯科医師である自分は。。。
①起床時に水でうがい。ガラガラうがいもする。
②朝食後に少し歯磨き粉つけてブラシ、パーフェクトぺリオ水でうがい。
③昼食後にも少し歯磨き粉つけてブラシ
④おやつは絶対に食べない。。というかそんな時間ないし。。
⑤夕食後にすぐ磨く(これは夜食を食べたくないようにする効果もある。夜10時以降にお腹がすいたら歯磨きしている。)
⑥寝る前にブラシ(何もつけないで)、舌表面の掃除、パーフェクトぺリオ水でうがい、ジェルコートを塗る。。。 という感じである。
参考になったであろうか(笑)
年末に向けて。。
早いものでもう12月中旬を過ぎてしまった。
年内は27日午前中まで診療して、午後は大掃除、その後は忘年会である。
なんとか年内に区切りをつけようとすると、どうしても忙しくなる。。今日も大変であった。来週は休みもあるので、予約はもう入れるスペースがない。
毎週金曜日はとことん忙しい。。。
今日は診療中にセレックのメインテ、診療後にサージテル(歯科用の拡大鏡)のデモもしてもらった。サージテルは来年度に動画保存できるシステムで購入する方針。必要であれば手術の動画を患者さんに見せたり、教育用にまとめたりできる。
中部歯科麻酔研究会にて発表
日曜日は名古屋へ。
名古屋は新幹線で行くとすごく近い。2時間かからないので楽である。廊下を挟んで向かい側には、最近よくテレビに出てくる節約で有名なコメンテーターの金子哲雄さんが座っていた(笑)
今回は当院での静脈内鎮静法についての口演。
演題は「開業医における静脈内鎮静法症例の検討」である。
内容は当院の地域性、現状、やり方、統計、今後の方向性について報告した。
色々と教授クラスの先生から質問を受けた。批判的なものは全くなく、頑張ってくれというエールももらえた。会が終わってからも、若い先生に質問され、なにか刺激になったかと思うとうれしい。
和久田先生が撮影してくれました。
ちなみに原稿はありません。。面倒なので。
歯科麻酔医は手術室が働く場所と思いがちで、全身麻酔が出来るという喜びだけを感じている人が多い。まったくもってナンセンスである。ただのお医者さんごっこだと思う。そんなに全身麻酔が好きなら、医者になったほうがいい。
やはり歯科医師であるという信念をもたないといけないし、歯科医師だからこその視点が必要だと思う。
今回も難しい障害があって歯科治療ができない患者に全身麻酔をかけました。。どうだ!みたいな発表ばかりである。
全 身麻酔の前の家族やケア担当者との関わりや、治療後のフォロー体制を構築することが歯科麻酔医の役目ではないだろうか?そのためには口腔ケアも歯科麻酔医 の役目であろう。当たり前のことが出来ないのが大学病院であり、大学の講座の垣根が未だにあることが、日本の歯科界のがんである。
でも、大学にいると浦島太郎になってしまうんだな。。。もっとやれることは山ほどあるのに。。他職種に先に行かれてしまうというパターン。どっかの国(日本)と同じだ。
今日一日
昨日は歯科医師会の忘年会だったが、思いのほか飲まずに済んだので、朝から平常であった(笑)。
今日はセットの患者さんが多い。年末なので傾向としてこうなることが多いのだ。
昼休みはDrミーティングで、今後の方向性、改善点等について話し合う。仕事をしていると色々問題点がでてくる。少しずつ解決しないといけない。。。
午後は数人患者さんをみて、セレックの設計まで3例おこなった。
明日中部地区の歯科麻酔学会で発表するので、今から最終確認と明日の用意をするので、ちょっとはやめに帰宅。
明日は早朝から名古屋の愛知学院大学に初めて行く。どんなところなんだろうか?
関東伊東会講演会
先週の土曜日、我々の勉強会が錦糸町で開催された。
講師はニューヨーク大学補綴科の准教授の山野先生。2部構成でインプラントの治療計画とアメリカの歯科事情と教育についてであった。
参加者は約30名、研修医からインプラント界の重鎮まで参加。しかも沖縄、大分からも知人が参加してくれて感謝である。
インプラントのセッションではアメリカのように各自意見や質問を言いながら、山野先生が論文や症例を紹介していくパターン。自分も色々と質問やら意見をぶつけることができた。結構白熱していて、研修医の先生達や衛生士はビビッていたようだ(笑)
アメリカの現状についても、いろいろと意見交換がされ懇親会へ。
後輩の用意した店はまるでペントハウス?という感じの豪華なラウンジであった。
やはり本音は懇親会で、お酒を飲みつつじゃないと出てこないし、今後の関係もできないと思う。結局、皆終電に間に合わずタクシーで帰宅したようだ。
山野先生(中央) 左:自分 右:松江先生(テレビ出演おめでとう!)
熊本の伊東先生(師匠)、山野先生、美人歯科医達
結構なラウンジで、暖炉や噴水、水槽あり。
<161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
>