岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
歯科医師の定年、寿命について考える
歯科医師には定年というものがない。70過ぎても頑張ってしまう先生が多い。
最近 69歳で歯学部に入った人もいるようだが、まったく意味がわからない。肩書きだけ欲しいのだろうか。卒業してから仕事など出来るはずがない。自分にかかる 学費を若い歯学部に通えない(学費とかの問題で)人に出すほうがよっぽど社会のためだと思うが。。。よく大学も入れたな?と思う。話題を提供したかったの だろうか?逆に生徒だったら行きたくないけどね。個人的意見なので反論にはコメントしない。
歯科医師の定年は最も繊細で、神経を使う仕事にもかかわらず自己申告である。
知り合いの先輩のお父さんは息子に対抗して、80才近いのにインプラントを始めるらしい。患者さんがかわいそうだ。やるならもっと早く勉強してやるべきだろう。
陶芸やゲートボール始めるのとはわけが違うのだから。。。年取ってもチャレンジするのはいいことだが。。。意味がわからない。もっと他にすることあるだろう。
つ いでにいうと日本の勲章制度?も意味がないと思う。表彰するなら脂が乗っている人やこれから伸びる人に栄誉や資金を与えるべきじゃないのだろうか?すでに 功績がある人はみんなわかっているのだから、あえて必要ないんじゃないだろうか?貴重な税金だし。テレビでみても車椅子の方とか代理の奥さんなんかがも らっているのを見ると、いつも不思議に思ってしまう。
話がまた横にいってしまったが。。。元に戻る。
まあ患者さんも、なじみの方だけになり、そんなに忙しくはないのかもしれないが。。。
仕事してしまう原因として
①仕事以外にすることがない(仕事のレベルはあえて語らないが)
②借金がある。子供の学費など
③将来のビジョンがなく来てしまった。。息子に継がせる程度はある人が多い。
④退職金がない(個人経営の場合)ので家計のため
などが考えられる。歯科医師として脂がのるのは30後半から50後半までの20年間だと思う。この間にいかに勉強し、流れにのることが大事。
ただ、これからの時代は少し先に出ていないと、患者さんからの信頼を得ることはできない。自分も30後半でそろそろ40になる。
今インプラントして20年経過を見れるのは60歳になったときなのだ。。。10年経過でも50歳!時間がない。。。
そう考えると残された歯科医師人生も短いなと時々思う。将来構想にも色々あるが、地域において歯科医院が存続すればいいと思っているので、子供が継ぐとかというレベルの話は考えていない。
自分が表に出るのではなく、一歩いや三歩位退いて、有望な先生を後押しするような年老いた歯科医師になりたいものだ。その段階で負けない知識、技量を身につけるため毎日歯科のことを考えないといけない。まああまり苦にはならないけど。
歯科医院の合併も。。。
キリンとサントリーの経営統合が流れてしまった。日本国内では頭打ちなので世界に打って出ようという矢先の見直しになってしまった。日本にもサプライズが必要だったのになかなか難しい。ただこれは歯科医院にも通じる話題でもある。
歯科医院も経営上3つの道がある。本当はもっとあるけど。。。
①分院を作って幅広いエリアを網羅する。
②ひとつの医院を大きくする。
③それなりの規模で細々といく。
まあどれも正しいのだが、③ではあまりにも夢がない。
開業地が都心であれば大きく出来ないし、逆に分院作るのにも費用がかかる。スタッフの雇用やトラブルも各分院でおこることも考えられる。田舎の場合は建物から建てることが多いので、移動できないということも考えられる。
所詮一人の歯科医師の診れる患者数は限界があり、収入にも限界がある。もう個人で歯科医院をする時代じゃないといつも思う。
理想や技術が同じなDrが集まり、いい設備を共用し、いい場所で、さらにそれぞれが得意分野を持ち、時間をずらしてクリニックを可能な限りオープンしていく時代が来ていると思う。
確かに東京にはグループですごい歯科医師達が集まっているクリニックもある。ただあんまり凄すぎてはいけないのである。なぜなら個性派がそろうと意外とまとまらない。一時期の巨人も4番バッターだけ並べたけど、弱かったのと一緒。
で もそこそこの先生が仮に2,3人集まって共同でクリニックをしても十分相乗効果はあるだろう。だいたい開業資金は通常4000万から6000万はかかる。 一人の先生が診療台、レントゲン、内装などすべて負担している。歯科医師は一般的なサラリーマンの方たちと違って2つの城(診療所と自宅)を持たないとい けないのである。
まあ喜ぶのは歯科メーカーと材料屋さんくらいだ。。。正直なところ借金返済で最初の10年くらい大変だろう。そのため日曜休みなく、夜10時までやるようになってしまう。これでは体が壊れてしまうだろう。自分の命を細くして、生命保険で借金完済してもね。。。
これからは共同経営、M&A、グループプラクティスなんていう概念が歯科にも必要なんだろう。今までの構造が壊れる時代なんだろう。技工所が歯科医院を複数経営したり、一番いいのは歯科材料屋(メーカーじゃなく)が診療所を作ればいいのに。。。といつも思うのだが。。。
伊東歯科関東同門会の企画会議
日曜日は朝から部分矯正の勉強会に参加。あまり得るものはなく、非常に眠かった。。。その後は秋葉原で熊本の伊東歯科の同門達4人で新年会と今年の企画会議。まあ最後はただの飲み会になってしまうんだが。。。みんなそれぞれ頑張っている。
やはり同じ釜の飯を食べているので、話も合うし、方向性も似ている。でも全く違う発想もあるので刺激を受ける。お互い手の内を隠さずにさらけ出せる仲間がいるのはいいことだと思う。
今回は6月12日土曜に錦糸町周辺で合同勉強会と同門会を行うことに決定した。
構想としては院内発表、講師による講演、懇親会という流れ。当院からは歯科衛生士1名の発表と4月に自分がいくポルトガルの海外研修の話をする予定。懇親会では各医院のスタッフ同士が交流できるので楽しみである。
なんか変な国。。。
朝青龍が引退してしまった。確かに悪いことをしたのかもしれないが。。。もし彼が日本人だったら?と考えると複雑だ。それより早くやめるべき総理大臣、幹事長がいるんじゃないだろうか?
パーフェクトぺリオホームケア
すでにブログにて公開しているが、パーフェクトぺリオホームケアについて説明したい。
現在の歯科医療において治療、メインテナンスという概念はある程度国民に浸透していると思われる。相変わらず受診率は低いが。。。
そこでホームケアという概念が出てくる。例えば3ヶ月(約100日とする)ごとのクリーニングをしていたとしても、歯科医院に来ない99日は自分でケアしないといけない。
しっかり磨けたりする人はいいのかもしれないが。。歯科医師や衛生士だって虫歯になることもあるのだから、普通の人ではそこそこにしか出来ないだろう。
ならば効果的に家にいながらして予防ができないだろうか?という発想にぴったりはまるのが、パーフェクトぺリオシステムによるうがいだと思う。これは在宅で管理されている患者さんや施設入所の患者さんで歯科医院にいけない時にも有効だろう。
訪問診療という手もあるが、限界がある。。。年相応の治療法、管理があって然るべきだろう。(訪問診療を否定しているわけではない。)まあ話がそれたが。。。
人 間がもともと持っている白血球が細菌に対して放出する活性化次亜塩素酸を主成分として、体にやさしい、継続的な効果が期待できる方法。じゃあリステリンや モンダミンじゃだめなの?ということになるが、医科歯科大学のデータによると中性で、歯にも生体にもやさしいのはパーフェクトぺリオ水とのこと。上記のも のは酸性であることが多く、歯が溶けるというリスクがあるようだ。
当院ではホームケアとして使用をお勧めしたい。500mlボトルに入っていて、1日1~2回少量でうがいをするだけ。歯と舌は当然磨いたあとにだが。。
ちなみに500mlで2100円(税込み)です。
味はちょっと苦いので、最初はまずいと思うが、良薬口に苦し?というように効果あり。自分も含め、当院のスタッフも昼休みに使用しています。
インターネットで調べると、全国通信販売等してる歯科医院もあり、すごいなと思ってしまう。今のところ当院の患者さんにお勧めしているが、希望があれば対応したい。
<191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
>