岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
BLSに参加
1月11日は成人の日で月曜なのにお休み。土日とセミナーで疲れていたが、昼から みなとみらいにある横浜トレーニングサイトにてBLSの実習に参加。更新なのでリニューアルコースでよかったんだが、たまたまあった横浜デンタルショーに も参加できるし。船橋は締め切られてたので。。。デンタルショーは30分もいなかったけど。。。
BLSとは一時救命処置の方法の講習会で、実習というか実技がメイン。心肺蘇生とAEDがメインである。試験もあるので合格しないといけないし、実技のチェックもされる。
当 然歯科医師というか歯科関係者はいないので珍しがられる。100メートル先のデンタルショーには沢山いるのに。。。受講者には医師や看護師、救命救急士が 多い。歯科医や衛生士なんかにも必要なスキルだと思うのだが。。。歯科医はみんな治療の匠の派手な世界が好きなので、患者さんの急変に対してのイメージが あまりない。。。
一般市民が行うBLSと医療従事者の行うBLSは内容が異なるので、興味のある歯科医師の方は是非参加してほしい。次は ひとつ上のACLSを2日間受けないといけない。こちらはかなりのレベルで行かないと難しい。不整脈への対応がメインなので、心電図のおさらいをしてしっ かり勉強していかないといけない。最近さらに上のコースACLS EP(喘息などへの対応も含んでいるらしい)もできたのでそこまで行きたいと思っている。2年ごとに複数の資格更新しないといけないのは大変だが、歯ばっ かり見ていてもしょうがないので。。。
CTユーザーミーティングに参加
土曜、日曜とヨシダのCTユーザーミーティングに参加。今回は2日間の開催であっ た。たまたま座った席が親しくさせてもらっている先生の隣(実はCTを買うように勧めてくれた先生)であった。多分来年はスピーカーになるはず。。。そし て久しぶりに弘岡先生に会ったので新年の挨拶と近況報告、色々情報を教えてくれた。講演会を抜け出して話をしていたら、たねいち歯科の上野事務長にもお会 いした。会場でも友人の先生にも会ったし、やはり歯科は狭い世界だ。
話をもとに戻すと。。。
歯科用CTは当院ではなくてはならない存在になっている。導入して2年以上たつが、インプラント中心の運用になるかと思いきや、さまざまな症例に用いている。
例えば
①親知らずの神経に近い場合
②埋伏歯や過剰歯の位置
③根管治療(神経の治療)や歯の破折など
④口腔外科疾患(唾石、顎関節、骨折などの外傷)
⑤重症歯周病の治療計画(歯を残せるのか。。。)
⑥矯正治療(矯正用インプラントや移動の限界を見れる)
⑦上顎洞炎(蓄膿)などの診断
⑧歯科ドック的な使い方(将来予測ができる)
その他、色々応用できる。
患者さん達にも認知されてきているようだ。ただ非常に高価な器械なので、すべての歯科医院に導入はできないと思う。そこで今年は地域において有効にCTを活用するという観点から、もっと開放的にいきたいと思っている。
というのは、もっと近隣の歯科医院とリンクしてCTだけ当院で撮るような連携ができれば。。。と思っている。そうすれば混合診療にならないはずだし、わざわざ高い器械を買わなくていいし、患者さんもCTを取るためだけに大学病院などに行く手間が省けると思う。
ド クターとして患者さんを他の歯科医院に紹介するというのは、とても勇気がいる。患者さんを取られるんじゃないか?というのが本音だろう。これは良くわか る。ただ診断のレベルがあがり、確定診断に近いものがでるメリットは計りしれない。歯科医、患者さんとお互いハッピーなんじゃないだろうか?
そのためには当院も出し惜しみというか、自分の医院の患者さんだけよければいいという発想も駄目だろう。
というわけで、開放型病院というわけにいかないが、もっと連携、活用していきたい。
こちらの予約も取る必要があるので費用や予約の取り方、そして診断までつけるのか、など色々課題はあるが検討していきたい分野である。現在は友人の歯科医から紹介される程度なので、メールで紹介医とコンタクトとれたりというシステムを構築しないといけない。
熊本の中村先生の講演。すばらしい。。。こんな仕事がしてみたい、というか出来るようにならないと。熊本に住んでる時に見学に行けばよかったなぁ。。。でも当時は無理だったと思うけど。(理由はいろいろとあり。。。)
明日は横浜でAHAの実習なので、はやく帰って予習しないと。。。
新年挨拶
新年になると色々な業者さんが挨拶にくる。
昨日は異なるインプラントメーカーの営業マンが2人待合室にいるなんていう状況もあった。
最近は不況なのかタオルひとつなんてところも多い。カレンダーなんてもらってもほとんどゴミ箱行きなのでもったいない。時々、お菓子なんかをスタッフさんに。。。などと言われるとこちらの気分もよくなって説明なんかも聞こうという姿勢になるんだけど。。。
正月に挨拶にくるより定期的に顔をだしてくれたほうが、医院としてはありがたいのだが、物を買うという時にしか来ない業者がほとんどだ。もしくは忙しいときに急に来る場合もある。
仮に数百万する大きい器械を問い合わせると、すごくいいフットワークでやってくる。ただ買ってから数年たつと、確実に動きが悪くなってくる。。。
今の時代、メールでもファックスでもいいので最近の状況をリサーチしたり、はがきでもいいのにと思うのだが。。。
我々も3ヶ月に一度患者さんをメインテしてるように、業者さんたちも頑張ってほしい。それが確実に数年後につながると思うのだが。。。まあ余計なお世話なんだけど。
新年インプラント症例
今日はインプラント手術2症例。午前と午後に行った。
午前中の方は歯周治療が終了し、1本欠損の部位に1本のインプラントでブリッジを回避できた。術中も血圧なども問題なく終了し、ctで確認後に帰宅。
午後はインプラント2本の患者さん。昨年に前歯の部分には人工骨移植を行っている。約4ヶ月たって今回インプラント手術。非常に柔らかい部分と硬い部分があるので注意が必要だった。待機期間を長めにしていく必要があり。
その間に下をすることになる。
イ ンプラントをやっていて感じるのは、歯は治療という行為があると駄目になっていくということ。。。これは歯医者が悪いのではなく、歯という構造上仕方がな い。虫歯程度ならいいのかもしれないが、神経を取ったりしていくと確実に将来性がなくなる(全てではないが。。。)。神経の治療が良くても歯が折れること は回避できない。これは誰がやってもできないだろう。
もともと歯がなくなれば動物は衰退せざるを得ない。歯のないライオンが元気というのは聞いたことはないし。。。人間だけ回復することができる。
1本歯がなくなり、ブリッジが入り、その支えている歯に神経がない場合は確実に悪くなる。ということは治療しないようにすることが大事。
ただ将来に備える必要がある。
マンション買って、修繕積み立てがあるように将来に備えて歯科積み立てなんていうのもありじゃないかとも思う。将来かかるリスクや治療費なんかを説明しておくのも歯科医師の責任だろう。特にインプラントなどする場合費用がかかるので。。。
ただなんでもかんでもインプラントというのは能がない。歯の保存が第一、しかしインプラントという治療のオプションがあると治療がシンプルになる。
オペ室はこんな感じです。
受付 歯科助手助手求人
今回新規に受付、助手の求人広告をタウンワークに載せた。前回は100件以上の問い合わせがあり仕事に支障がでたので、途中で打ち切った。
今回は正月明けなので少ないかな?と思っていたのだが、結構反響がある。歯科医院の受付は最重要ポイントなので力を入れなくてはいけない。幸い今の受付スタッフは上手くやってくれているので、ストレスはないし、安心して任せられる。
ただシフトの関係でもう一人必要である。今週、来週は昼休みには面接が多い。個人的には感じがよく、明るい、笑顔の方に来ていただけたらと思っている。
歯科助手希望というよりは受付希望の方が多い感じ。歯科助手というとなんとなく資格がいるのかな?と思うのかもしれない。
実際は未経験でも全く問題はない。確かに覚えることも多いが、最初から全てできる人なんていないわけだし。やる気と笑顔があれば問題ない。
逆に何も知らないほうがいい場合もある。我々歯科の常識が世間の常識ではないことが多いので。。。その点は我々も勉強である。
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