岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
明日は忙しい。。。かも
連休中はリフレッシュできたが、今日は連休明け、衛生士さんが一人休みだったこともあり、かなり忙しかった。スタッフもてんてこ舞いだったかもしれない。
明日は午前中に数人の患者さんとインプラント2本の手術が入っている。午後は衛生士学校でのプレゼンをし、その後に全身麻酔器と全身管理モニターを見に行く。
自分の他にも商談中の先生がいるらしく、明日までに検討をしないといけない。
高い買い物なので、吟味しないといけないが決断することも必要である。全身麻酔は器械がないとはじまらないので。。
その前に明日のスライドをPCで作成しないと。。。間に合うかな?
水曜日はじっくりと。。。
水曜日はもともと自分の休診日なんだが、普段忙しいので自費診療の患者さんのなかで時間のかかる場合は水曜にしてもらっている。対外的には予約は取っていない。
泣 いている子供の治療の横で歯を白くしましょうなんて言っても説得力がまるでないし、自分が患者だったら落ち着かないから。。。そのため保険診療というか普 通の治療は自分は担当しないようにしている。もともと休みだから。。。好きなことをさせてもらっている。将来的に増やしていきたい。
で、どんなことをしているかと言うと。。。
午前中は
①笑気吸入鎮静法を使っての虫歯治療。
②ジルコニアの形成、仮歯
③ソケットリフトでのインプラント手術とCT撮影
④多数歯上下インプラント補綴の調整
⑤自費での歯周病治療
午後は
①インプラント上部構造セット
②セラミック前歯9本の仮あわせ
③インプラントメインテナンスと充填
④治療計画
⑤インプラント4本のコンサルト
夜は会合があるので、17時に医院を出る予定。
普段と違って時間に余裕があるので、説明もやりやすい。明日はまた通常にもどる。
総義歯の勉強会
昨日は診療終了後に総義歯(入れ歯)の勉強会に参加。市川には日本でも有名な総義歯の村岡先生がいるのだが、2時間教授してもらった。少人数なので、とてもいいと思う。自分でおみやげに買っていった今川焼きを食べながら聞いていた。
村岡先生の著書も読んだことがあるので、復習できた部分も多かった。23時までやっていたけど、あっという間でとても参考になった。
た だ日常的に総義歯の患者さんは当院にはあまりいない。。。というかほとんどいない。この3年で2~3人くらいじゃないだろうか?これには地域性なんかもあ ると思う。当然部分的な義歯の方はいるけど。。当院では総義歯でも下あごに2本のインプラントを入れている方が多い。格段に満足度は上がる。
若い先生も熱心に聞いていたが、はたしてこれを試す患者さんがいるのだろうか?と疑問に思った。大学でも総義歯の医局に残っても数えるほどの症例しかないのではとも思う。
逆に義歯の勉強は60代くらいの先生が受けたほうがいいんじゃないか?とも思う。
この年代の先生の診療室には入れ歯の患者さんも多いだろうし、患者さんも多くないだろうし、時間がとれていいのではないだろうか?
60歳からの総義歯セミナーなんてやったらどうだろうか?面白そうだけど。(今度提案してみよう。)
今、総義歯の理論、形なんかを理解しておくことは大事だと思う。歯科のすべての基本は総義歯に集約されている気がするから。みんなインプラントや審美などに心惹かれるのかもしれないが、最高の審美は総義歯でないと回復できないものが多いということを理解する必要がある。
土日のインプラントセミナー
土曜、日曜は品川のノーベルバイオケアというところでのセミナーに参加。インプラントは各 メーカーによってコンセプトが違うのだが、ノーベルのインプラントはとても奥が深いというか、プロ向きのインプラントだと思った。使いこなせれば診療の幅 は相当広げることができる。もちろん全てがいいわけではないが、適応を選べば患者さんのためになる治療が提供できる。
当院ではノーベルと世界のシェアを争っているストローマンインプラントを軸に診療しているが、患者さんの状況によってはノーベルのほうがいいのでは?という症例を経験したので、最近こっそりとセミナーやら勉強会に参加している。
歯科とは。。自分の方向性
歯科医院を運営することは非常に難しい。最近特に感じる。仕事以外のストレスが多い。
自分の場合は親子継承が人生の一番のネックになっている。メリットも当然自覚しているが。。。自分の中で3年前から何も変わっていない。。。変えられない。。。もう他の場所で開業しようと、今でも思うときがある。時々空いているテナントが気になったりもする。。。
なぜかというと、方向性を変えたいのに身内が邪魔になるのである。
医院の中に指揮系統は2ついらない。
歯科医院の評判が上がると患者が増え、人員を増やす。増築も必要かもしれない。ここで人員増強して、拡大路線にいくのか?それとも規模をそのままか縮小してターゲットをしぼるべきか?という問題に直面する。
自分の希望としては、何でも来いというスタイルはあっていないと思う。
自分の医院に合う患者さんが来院するような診療所を作らないといけない。
いい治療を求めてくる患者さんに対していいものを提供できる診療所にするべきだろう。そのためには自己研鑽をもっとしないといけないし、新しい技術も必要である。
現在の患者さんの数以上に見ると、ただの歯医者さんになってしまう。。。毎日診療に追われる人生でいいのか。。。患者さんが少ないという悩みではないので、まだ救いがあるが、人生って充実感だと思う。
歯医者さんではなく歯科医師でありたい。
というわけで、気分を変えて、今からノーベルのセミナーに行って勉強です。明日もあるので頑張らないと!
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