岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧
インプラントと骨移植
インプラント治療において、すべてがいい条件であるということは少ない。個人差があるので、状況に応じて対処しなければならない。
今日の患者さんは上前歯をインプラント希望。ただし、CTでは幅が3mmない状態。対応策
①骨を拡げながらインプラントをする。
②骨移植して、状態を良くしてからインプラント。
③インプラントと骨移植同時。
を提示し、①で行うことになった。ただし、状況によっては②にしますと説明。
骨は予想以上になくて、結局骨移植を行った。人工骨(βーTCP)とコラーゲン膜を併用。3ヶ月後に他の部分と同時にインプラントに変更となった。
臨床をしていると、その場で判断をくださないといけない場面に遭遇する。今回は予想していたのでスムーズに対応できた。
新規指導
昨日新規指導というものを受けた。開業したり、院長が交代したりすると必ず行われるものなので、何か悪いことをしたわけではないので誤解のないように(笑)。
基本的にはカルテの書き方、保険請求の方法、ルールについて丁寧に教えていただいた。用意しながら3日くらい大変だったが、自分の診療スタイルを振り返り、修正すべきポイントを指導してもらったので、非常に有意義であった。
大学などでは、技術的(過去の方法が多いんだけど。。)なことばかりで、保険のしくみなどは、開業してから独自に勉強という感じだったので。
今回のことで、保険の勉強もしたし、厚生労働省や歯科医師会の先生達の働きもよくわかった。とかく開業医は自分ひとりで頑張っているが、実は色々な人のサポートがあって成り立っていることを認識した。
歯科医から患者さんの紹介
日曜日にメールチェックをしていたら、インプラントの勉強会で知り合った先生からメールが来ていた。患者さんが転居したので、戻るまで管理してほしいとのこと。まだ患者さんが来ると決まったわけではないが、歯科医師としては喜ばしいことである。
特に治療をするわけではない感じだったが、いい状態を継続できるようにサポートしたいと思っている。
我々の業界では、患者さんの転勤、引越し、結婚などで途中で紹介せざるを得ない場合がある。簡単な虫歯治療くらいならば、近くで探してくださいともいえるけど。。
ただインプラントや矯正などの症例では、なかなか難しい。
自分の知っている先生というだけでは紹介できない場合もある。
このような場合、同じスタディーグループだと話しが早い。まあ、同じ釜の飯を食べたとでもいうのだろうか?
考えがある程度似ていないと、問題になることもあるので。。。
いずれにしても、紹介医の期待に答えられるようにしたい。
学会シーズン
秋は学会のシーズン。ただ行くだけなら楽しいのだが、今回は2つポスター発表しないといけない。今日は診療終了後に大阪のインプラント学会に行く予定だったが、急用のため明日に。
来週は浦安でパーフェクトぺリオ(この前テレビで紹介された)という歯周病の集まりに参加。今年中に当院にも導入予定。
再来週は札幌で口腔外科学会、名古屋で歯科麻酔学会、宮崎で歯周病学会に参加というハードスケジュール。マイルがたまりそうである。ちなみに全てANA。
特に名古屋はおいしいものが沢山あって、大好きな町のひとつである。
ちなみに蓬莱軒(ひつまぶし)、矢場とん(味噌カツ)、山本屋(うどん)、コメダコーヒーのシロノアール(分煙じゃない店なのだけが、気に入らないケド)、キハチの抹茶小倉トーストなんかがお気に入り。
手羽先も有名だが、あんまり。。。 お酒好きの人にはいいのかもしれない。
ちょっと離れているが、岡崎の八丁味噌なんかもお勧め。やっぱり食べることって幸せだなぁと名古屋に行くと感じる。
同業者への治療
今日は初診で歯科医師の方の治療相談。
かなり遠方(飛行機利用)からなので、数回に分けないといけないところを一気に行う。
問診し、レントゲン、模型等をとり、今の義歯を利用して簡単なステント作成してCT撮影。その後、治療計画について話し合う。
次回までに、数種類の計画を提案することになった。色々と問題点があるので、検討する時間が必要になる。インプラントがメインになりそうだが、地元でもメインテナンスできる紹介先が必要なので、知り合いの北海道の先生にも相談予定。
まずはワックスアップして、最終段階のイメージをする予定。その後に技工士さんも交えて検討。
なるべく、通院の少ない治療計画を立案したい。
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