岸田歯科口腔外科のブログ記事一覧

ノーベルアクティブ

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

いよいよノーベルアクティブが正式発売のようだ。ホームページも公開され、盛り上がるかもしれない。デンタルショーに、あえて合わせたのだろう。

ノーベルバイオケアの新しいインプラントで、形状に特徴がある。中村先生のオペを実際見たが、かなりの高トルクで入っていく感じであった。

最近は各メーカーのインプラントの特徴を活かし、複数のメーカーを使いこなさないといけない時代になってきた感じがする。

プラットフォームシフト、バックテーパー、リバースカット、ワイドスレッド、先端の形状が骨をつかむ。。など1本のインプラントに色々な機能が集約されている。術者にとってはやり応えのあるインプラントである。

鎮静法の有用性と患者さんの不安要素

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

今日は午後インプラント1例のオペがあった。患者さんの恐怖心をとるには、やはり鎮静法がベストである。特に静脈内鎮静法がベスト、筋肉注射という方法もベターだろう。笑気吸入鎮静法は個人差があるので、やってみないとわからないのが欠点。

患者さんサイドの不安要素と、我々医療従事者の感じ方はかなり違うんだろう。。
例えば、完璧な設備の手術室でオペすることが理想だが、患者さんにとっては恐怖心を煽ってしまうこともある。逆に凄い設備に安心する患者さんもいる。。

ただ医療従事者として必要な部分で妥協できないので、難しいところである。治療や設備のレベルは下げようとすれば簡単に下がってしまう。。常に上を見ていく必要がある。

説明の難しさ

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

今日は一人で診療だったので(勤務医の先生は夏休みのため)、非常に忙しかった。。。その 合い間に数名の方に治療計画の説明を行った。もちろんCTも撮っている。大きい治療なので、色々なオプションがある、その中のひとつがインプラントであ り、義歯、ブリッジである。最終的には奥歯でしっかり咬むことが目標なので、患者さんに選択してもらう。押し付けはしないようにしているが、プロとしての アドバイスというか提案はしている。
インプラントの場合はいいイメージを持っている患者さんと凄い拒否反応を示す患者さんに分かれる。当然拒否さ れれば説明はできないし、あまり話もできない。その意思を尊重すべきである。インプラント併用のほうが治療はシンプルになるが、決めるのは患者さんであ る。義歯でしっかり咬めるならば、義歯でいいと思う。作って駄目ならまた考えればいいのだ。

今日のインプラント関連

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

最近オペ記録ブログをしてなかったので。。
今日午前中は一般診療がメイン。
午 後はインプラント1本のオペもある。その前には初診相談(セカンドオピニオン:他院でも説明を受け、他の病院でも意見を聞くこと。最近は一般化してきた。 患者さんも納得したうえでの医院選択が可能になる。)の方のCTを説明し、骨移植やインプラント本数などの説明をじっくりとおこなった。かなりの難症例で あったが、自分ならこうするというスタンスで説明。答えはひとつではないので、あとは患者さんの選択になる。

今日のオペは、2年前に当院で下顎に1本インプラントをすでにしている方で、上の歯が破折で抜歯になったところにフラップレス埋入。5分くらいで終了、粘膜を開けないので腫れない、痛くないという利点がある。
ス トローマンのレギュラータイプの10mmを使用。隣の歯もあまりよくないのだが、根管治療で回復できた。インプラントもいいが、歯を残せる可能性があるな ら残すのも歯科医師の責務である。ただ戦略的に抜歯したほうが患者さんの為ならば、抜く必要もでてくるが。中途半端な歯が残った場合の計画が一番難しい。

日本口腔インプラント学会

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

先週末(9月17~19日)に札幌でインプラント学会が行われた。札幌の学会はいいのだが、不便なことも多い。まず会場が遠い、空港から遠いということ。やはり東京、福岡がベストだろう。名古屋も大阪も京都も繁華街から離れている。来年は名古屋のようだ。。。

話 はそれたが、インプラント学会は歯科では大勢力である。会員数の増加や数は口腔外科学会や歯周病学会もまったく及ばない。。インプラント学会は大学主導で はなく、開業医主導である。一時期口腔外科学会の重鎮たちが、勢力争いをしていたが見事に排除された。そのためメジャーではないが顎顔面インプラント学会 という外科系の学会も存在している。
だいたい各地に100時間コースという研修施設があり、だいたい持ち回りで総会をしている。今回は北海道のグループである。そとから見ている限り、トップは別として中堅クラスの先生は凄く頑張っている感じである。

ただこの100時間コースというのが曲者で、認定医をとるには受ける必要がある。一部大学は研修機関なのでそこの先生は受けなくてもいいが。。。
色々なレベルの100時間コースがあるため、受講生も選択をしっかりしないとあとで後悔している場合も多い。。詳しくは言えないけど。。

<30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 >