インプラントのメインテナンス

本日はインプラントのメインテナンスの方が多く来院された。インプラントは機能し始めてか らが勝負であり、長持ちのためにはメインテナンスが必要である。この場合、インプラントだけでなく周囲の歯の状況、特に隣の歯が最重要だと思う。神経のな い歯などは、インプラントが隣にあることで力を受けてくることが多いのだ。
歯が折れたり、冠が取れたりというトラブルがインプラントの隣に起こると、インプラントの追加などが必要になる。
インプラントの治療計画において、最も重要なのはなるべく追加のインプラントを少なくできるようにすることだと思う。
結局、インプラントのメインテナンスというのは口の中全体のメインテナンスと重なってくることが多い。ただスクリュー外したり、ポケット測定なんかは当然必要だろう。。

診療後。。

今日は診療後、あるインプラントメーカーの方と色々とディスカッションをした。インプラントメーカーによって、考え方や営業スタイルなどが全く違うので面白い。
元技工士の方が営業なので、技工の細かいポイントなども丁寧に教えてもらった。
気がつくと3時間以上、いろんな方向に脱線しながら話がはずんでいた。非常に有意義な時間であった。

水曜日インプラントオペ

今日は午前、午後とインプラントオペ。
午前は右下、左上下の計3本。ストローマンインプラントを使用した。3本並んでいれば、手術時間は1本とそんなに変わらないが、別々の場所だと×３になってしまう。
術後、CT確認し終了。

午後は3本並んでる部位だが、上で骨がない部分があるので骨移植、さらにサイナスが大きいので、ソケットリフトも併用した。こちらも問題なく終了。ctでも確認。
診療後は品川のノーベルに。。ノーベルガイドのセミナーに参加する。

今日のインプラント

今日は月曜日。午後インプラント2本のオペ。上下全部の治療を行っている。ノーベルのインプラントを使用したが、抜歯して完全に治癒していない部分に入れるので難しい。。。
歯周病で粘りすぎると骨がなくなり、その後にインプラントを希望されると状況がきびしくなる。ただ我々歯科医師は歯を残すのが仕事だし。。。
海外なんかでは、残せそうな歯をバンバン抜いてインプラントにしている。これが間違いではないが、正解とも言えない。。。
歯を残す治療は日本は世界でもいい線だろう。充実した？保険制度があるのでこうなっているんだろう。いやみだけど（歯科医師しかわからないだろうな。。。）

インプラントのマイナスイメージ

昨日は数人の患者さんにインプラントについて説明した。
皆さんインプラントに興味があり、やりたいという希望はある。
ただ、いい情報と悪い情報では伝わる早さが違い、正しい情報が広がりにくい、さらに保険外治療なので、全ての患者さんができるわけではないという閉鎖感もあるだろう。
いろんなホームページをみても、価格から違うし、知識のない方はよくわからないだろう。。。正直、歯科医師でも全く知識のない先生も多く、未だにインプラント否定の先生も多い。。。しかも過去の時代のインプラントを引きずっているし。。。
現在の歯科医療でインプラントというオプションがない場合に、どのような診療が可能なのであろうか？ブリッジになるのだろうか？患者さんに義歯を使わせるのだろうか？もちろんインプラントが万能なわけではないが、天然歯を守れるメリットは計り知れない。

こ のマイナスイメージを振り払うには、患者教室や患者セミナーみたいなものも必要なんだろう、ただ個人でやると、確実に非難集中だろう。。。歯科医師会でや るのがいいんだろうが、平均化が大好きな組織なので、インプラントしていない先生の利益につながらないので無理だろうし。。。8020運動のなかに機能し ているインプラントは含んでもいいんじゃないだろうか？