インプラント学会 in 福岡〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

金曜日は午前中診療して福岡へ。
時間ギリギリで羽田に着いたので、ちょっと焦った。。

まずは専門医更新のための講習会を受けた。
内容は「全身疾患とインプラント治療について」のような講演。日本歯科大学の砂田先生が講師であった。
基本が再確認できる素晴らしい内容であった。

その後、勉強会仲間と有名な歯科技工士、さらにインプラントメーカーの方と懇親会でお寿司に舌鼓を打ち、大満足。

店を出て。。中州を歩いていると、知った顔ばかり。。歯科医師の比率が高かった（笑）

福岡のインプラント学会へ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

9月〜10月は学会シーズンである。
その最初が福岡での日本口腔インプラント学会であり、今回は福岡で開催される。
実際の学会は土曜からだが、専門医、指導医更新の講演会があるので。。参加してポイントを稼がないといけないのだ。。
これから専門医を目指す先生も受講するので、きっとスゴい参加人数だろう。

15時30分からなので、午前中診療して羽田に向かう予定。
かなりギリギリのスケジュールである（笑）
友人達は皆朝から福岡に行っているようだ。。

そうすればよかった。。と思うが、可能な限り患者さんを診ていくというスタイルが染み付いているので。。これはボスの教えである（笑）

では、午前中頑張ってから行ってきます！

サイナスリフトと静脈内鎮静法など〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

火曜日は口腔外科デーであった。

午前中は矯正中の患者さんに、まず静脈内鎮静法でのサイナスリフトという上顎の骨移植を行った。
反対側は先月に行っているので、今回は2回目のオペである。
ピエゾという超音波で骨を切削する器具を用いて、慎重にオペを行った。

人工骨はバイオオスペン（ペン状に充填されていて、操作が非常に楽）、吸収性膜にはバイオガイドを使用した。術後のCTでも問題なく、半年後にインプラントオペを行う予定。

その後、３ヶ月前にインプラントと骨移植をした患者さんの開窓。こちらも問題なく終了。

午後は歯の移植の患者さん。上の親知らずを抜いて、下顎に移植である。
インプラントの方が楽な場合が多いが、移植も適応であればいい方法である。
ただし、長期的な視野でいくと。。インプラントに移行する必要もあるので、診査診断が重要である。

熊本へ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

土曜日は午後途中まで診療して熊本に向かう。
お世話になった伊東先生の古希のお祝いに出席した。

伊東先生には、よく会うので久々感はないんだが。。伊東歯科に勤めていた時代の先輩、後輩に久しぶりに会えた。同じ釜の飯を食べたというのは、非常に大きい財産である。

現在、皆開業して院長という立場になって頑張っているが。。悩む所は一緒であるので、色々とアドバイスを貰う事ができた。
人事、勤務医問題、研修、設備投資、将来設計などやる事が多い（笑）

翌日、午前中には東京に戻ったので、滞在時間が短い出張であった。。

Time is money〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

虫歯で穴があいたときに、充填という方法が行われる。
レジンという柔らかいプラスチックを歯の色に合わせて詰めるのだ。

その際に光を当てて、硬化させるんだが。。
通常は穴をきれいに削って、ボンディング（表面処理みたいなもの）をして光照射、さらにレジンを詰めながら数回の光照射で治療が終わる。

その光照射は通常10秒ほどかかる、ただし10秒というのは意外に長く。。。
子供の治療で唾液が多い場合や、多数治療する場合などは大変なんである。

もともと、自分は性格的にせっかちなので。。イライラするのだ。。

そこで、最近使っているのが。。VALOという３秒で固まる高性能の光照射器である。

1回の治療で最低20秒かかっていた所が、6秒で終了するのだ。。その差はたった14秒と思うかもしれない（笑）
しかし、1日30カ所詰めるとして。。
14秒×30＝420秒　という事は約7分も時間が浮くのである。

7分が1ヶ月になると。。7分×23日（1ヶ月の診療日数）＝161分！！

単純に1年とすると。。161分×12か月＝1932分。。なんと32時間！！
10年とした場合、10×32＝320時間。。驚きの13日！！

まさにTime is moneyである。
1日5分勉強を1年すると。。30時間勉強したことに似ている（笑）

左が従来式（10秒）：約３万円
右の２つがVALO（3秒）：約13万円

どちらを選ぶか。。当然VALOである。もう一つ欲しい（笑）