勉強会・研修の記事一覧
メインテナンス、定期検診の有用性〜:市川市岸田歯科口腔外科ブログ
昭和大学でのセミナー(大学主催ではない)第2部。
このスライドに全てが凝縮されているので、見て欲しい。
小さくて見難いが、高齢者に「人生を振り返って後悔していること」を聞いたアンケートである。
なんと1位は「歯科医院での定期検診を受ければよかった。。」なんである。
実は自分の両親も歯科医師だが、その歯科医師でさえ、「もっと歯を大事にしておけばよかった。。」と時々嘆いている。今は2人ともインプラント治療を行い、月に1回の定期検診(クリーニング。メンテナンス)を受けている。
定期検診をしているグループとしていないグループを比較した場合、寿命、健康状態、気持ちの若々しさが全く違うというデータがある。
健康=健口
車に車検があるように、定期検診(メインテナンス)をしっかり受けて欲しい。
これは定期検診のお知らせ(アメリカでの)なかなか、おしゃれである。
歯周病とたばこ
投稿日:2015年7月1日
カテゴリ:歯周病ブログ
自分は煙草の煙が大嫌いである。。
食事しに店に入って煙草臭ければ、すぐ出る。臭いタクシーはスルーする。
喫煙者が周りに迷惑をかけずに、自分だけ煙を吸って、リスクを独り占めするなら勝手にどうぞ。。。将来後悔してくれ。。と思う。
歯科医師で煙草をすう輩は最低である。ライセンスを返却しろと言いたい。もしくは喫煙者だけの診療室を開業してみろと言いたい。
ただ、目の前で吸われなくても、残り香も大嫌いなので近くに来てほしくない。。すれ違ったり、隣に来られると、あからさまに席を変えることもある(笑)患者さんでも煙草くさいとがっかりする。。
喫煙してると歯周病も治せないので、保険診療も負担率を上げるべきだろう。なんで7割を国が負担するのか?自己責任という概念をもっと理解させないといけない。煙草喫煙加算が必要である。
最近は日本もいい国になってきて、煙草への包囲網が強くなってきた。お店の禁煙も増えてきた。分煙は全く意味ないとも思うが。
千葉も神奈川のような条例を早く作ってほしい。
パーフェクトぺリオのニューボトル
投稿日:2015年7月1日
カテゴリ:歯周病ブログ
当院では歯周病や虫歯のホームケアと集中除菌治療に活性化次亜塩素酸水のパーフェクトペリオを使用している。
症例によって高濃度と通常の濃度を使い分けしている。口腔内の細菌が減少するので、粘つきや口臭が改善してくる。最近ではインフルエンザ予防にも効果があるのでテレビ等でも取り上げられる機会が増えている。
そして最近販売会社ができて、ボトルも変更になった。
以前のボトルのほうが、作成機械に収まりやすいのでいいのだが。。。
ニューボトルです。
なんとなく男性化粧品みたいになっている。これは店頭販売をイメージしたのだろう。
市川市歯周病検診
投稿日:2015年7月1日
カテゴリ:歯周病ブログ
市川市は前市長が歯科医師だったこともあり、歯科の検診が多い。口腔がん、20歳検診、歯周病検診、歯力(歯の咬む力)検診である。
ただ市長は変わってしまったので。。今後粛清されそうである(苦笑)
その中で歯周病検診は10歳ごとの節目で行うことになっている。
30、40、50、60、70、80歳という感じである。歯周病の病因論からすると、本当は40からは毎年または隔年位で行うべきである。ただ予算がないのだ。。。
毎週数人の方が、検診希望で来られる。
大体歯石を取ったり、虫歯の治療もあるので、これから通う歯科医院の様子をみるという使い方をしている人も多い。
手元に案内が来た方は是非受診してほしい。無料である。
歯科の基本はメインテナンス
投稿日:2015年7月1日
カテゴリ:歯周病ブログ
歯科はどうしても削って、詰めて、かぶせてというイメージがある。歯科からイメージするものとして、ドリルの音を挙げるひとが多いのだ。。。
これだけ社会が成熟し、文明社会なのに歯科だけ取り残されている感がある。
虫歯も歯周病も予防できる病気であり、管理可能なものであることを歯科医側も、もっとアピールしていかないといけない。
メインテナンスは。。毎月は必要ないかもしれないが、3ヶ月から半年以内がベストである。ばらつきがあるのは、リスクのある人は短い間隔、リスクがあまりなければ長い間隔だからである。
当院は定期的にメインテナンスに来ている患者さんが多い。あまり強制しなくても自分で予約を入れていったり、半年後にも連絡をくれることが多い。これは自分の父の代からの信用と実績があるのだろう。非常にありがたいことである。
当然全部の患者さんが、そうなるといいのだが100%はなかなか難しい。
この前、九州インプラントセンターの中村先生と本田さんは、メインテナンス率98%と言っていた。すごい。。。当院も追いつきたい数字である。
そのためには、患者さんにまた来たいと思わせるような、クリニックの体制強化が必要であると考えている。