医院ブログの記事一覧
トランシーバーを使ってみて。。
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
現在夜の11時半。院長室でブログを更新している。自分は明日は休日なので色々確認していた。
ところで患者さんが多いと受付、スタッフ、歯科医師の情報伝達が難しくなってくる。いちいち全員に情報伝達することは不可能である。
そこで業務用トランシーバーを借りて使ってみた。以前使っている医院を見たことがあったのと、スタッフからの要望もあり。
感想としては、いまいちであった。
理由は
①耳につけたり、ポケットに入れるので邪魔。
②忙しいときに、余計忙しい感じになる。
③患者さんの横でぼそぼそ話す必要がある。
というわけで、30分装着して外してしまった。今後も使わないので、返却予定。残念だが、自分には合わなかったようだ。まあ、上手に使っているところもあるので、あんまり全否定はできないけど。。
お盆も診療
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
市川の花火は相変わらず凄い人だった。風と煙の関係で今年はいまいちだった気がする。
毎年お盆は休業という歯医者は多い。当院もいままではお盆の時期は休みであった。ただ今年はテストケースとして仕事をしてみることにした。別に業績不振なわけではない(笑)
理由としては。。日本人のライフスタイルも変わってきたことがある。。
①お盆に出かけない人も多い。家にいる人も多い。
②1週間休みにしてしまうと、休みの前に大きい処置がしにくい。
③自分も含め、スタッフも旅行に行きにくい(高い)
④交代で補えばなんとかなるという予想(実際は一人いないだけで大変だが。。。)
⑤皆が働いているときに休める。。
ただデメリットもでている。
①技工所がほとんど休みになるので、納期に時間かかる。
②スタッフが一人欠員でも大変忙しくなる。。
③材料屋さんやメーカーも休みが多い。
逆にメーカーや技工所なんかには、お盆やっている歯科医院に売り込みできれば、次につながるとも思われるが。。ビジネスチャンスとまではいかないが、普段は出入りの業者は決まっているので、入り込みやすいかもしれない。自分が営業なら売り込みにいくかな。。
開業口腔外科専門医の集い
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
以前から思っていたんだが、歯科の学会はどうしても大学主導になってしまう。純粋な開業医 の集まりというのは少ない。臨床歯周病学会も大きくなってくると、政治力確保のために歯周病学会にべったりになってしまって、本来の良さが消えかかってい る。出たことはないが、顎咬合学会くらいなのであろうか。。
歯科の集まりはあまり大きくなると身動きがとれなくなってしまう。クローズな会のほうが盛り上がったりするものだ。。。
そこで開業している口腔外科医の集まりがあると、情報交換にいいかな?と思っていた。ただ個人の力では難しいので、信頼している先輩に話しをした。少しイメージは違うものの、共通するような会のイメージをすでに持っているとのことだった。
時間はかかるかもしれないが、是非実現させたいと思う。大阪には臨床医の集まりがあるようなので、関東メインで。
静脈内鎮静法での親知らず抜歯
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
今日は午前中難しいインプラントが無事に終了した。午後は静脈内鎮静法にての親知らずの抜歯。
嘔吐反射が強く、通常の状態では厳しいとのことで来院された患者さん。
血管確保し、鎮静薬を投与して意識がなくなったところで開始。抜歯と虫歯2本とクリーニングをおこなった。術後しばらく休憩し、帰宅へ。
術中は全く記憶がないとのこと。これが静脈内鎮静のメリットである。ただ患者さんによって薬の醒めが違うので、回復して帰宅までに時間がかかる場合もある。
笑気吸入鎮静法での親知らず抜歯
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
当院は歯科口腔外科と標榜しているので、親知らずを抜きたいという患者さんが多い。初めての方でも、すでに過去に経験している方でも共通しているのは。。
①怖い
②痛い
③時間かかった
④腫れた
⑤血が出た
である。まあ上と下で難易度も異なるし、横に向いていたり、斜めになっていると術後の様子も変わってくる。どんなに上手い先生が抜いても腫れるときは腫れるし。
時間というのは術者の技量で大きく変わるだろう。夏過ぎの大学病院は研修医がやるので時間かかるといわれている。
怖 いということに関しては、一番は全身麻酔である。海外では親知らずは手術室で4本同時でというのが、文化になっている。日本でも最近行われているが、正直 なところ病院の入院日数のため。。みたいな所も多い。日本の土壌にはあまりあっていないと思う。そこで次の手として鎮静法が挙がってくる。静脈内鎮静法に ついては過去にも書いたので、笑気吸入鎮静法について書いてみたい。
笑気というガスを一定濃度吸入し、リラックスした状況にさせる方法。 同時に高濃度の酸素も吸入するので、高血圧や心臓に負荷のかかる状態の患者さんにも有用である。点滴もとらなくてよく、用意としては簡単である。難点は患 者によって効果がまちまちな場合が多いということ。。完全にトロッとしてしまう方からあまり効いてないような方までいる。静脈内の場合は血管内に直接薬剤 がはいるので、調節性はいいし、確実である。
今日は親知らず2本を笑気吸入鎮静法でおこなった。処置は20分で終了。患者さんは意識はあ るものの、リラックスできたようだ。ただやっている術者(自分)が笑気に対して敏感なので、患者さんの呼気からの笑気でくらっとするときがある(笑)。全 身麻酔なら余剰ガス排出できるのでいいのだが。。。終わった後に外で深呼吸したいが、暑い。。