医院ブログの記事一覧

有床歯科施設協議会in甲府

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

 今回は甲府で有床歯科施設協議会。前回は丸亀の大塚先生のところにお世話になり、勉強会以外にも讃岐うどん、登山などいい思い出になっている。しかし、あっという間に半年たっていた。。。

こ の会議に来ている先生達は非常に優れた方ばかりで、いつもとっても刺激を受ける。明日からやってみようというアイデアから、将来の構想まで考えさせられ る。自分も都市型の有床、すなわち充実したリカバリールームを作りたい。インプラント後や口腔外科手術、鎮静法などのあとにゆっくりできる場所が必要と 思っている。さらにその上に有床歯科医院を目指したい。そして365日対応、優秀なスタッフによる規模の拡大を図りたいなど、目標は続いている。
歯科はよく分院展開するが、自分には向いていないと思うので、1つの医院に機能を集中させていきたいと思う。次回は岡崎で11月開催である。
将来医院の2階、3階(現在は自宅だが)を診療や研修に使えるようになったら、市川で有床歯科施設協議会を主管してみたい。。。そのためにはもっと頑張らないと!
歯科はまだまだやれることが多い。

歯科麻酔地方会にて感じたこと。。

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

土曜日はいつものように忙しく午前が終了。午後インプラントを終了後に水道橋に向かう。日本歯科麻酔学会の関東地方会に参加。

歯 科麻酔学会とは微妙な学会で、超マイナーな存在になっている。歯科医療のなかで日常的に局所麻酔(注射のこと)はしているのに、一般の歯科医師は歯科麻酔 や全身管理に関心がまるでない。。。皆審美やらインプラントに走ってしまう。。そこでモニターもつけずに手術をしている。。これでは歯科は医科には追いつ けないし、尊敬されないと思う。

逆に歯科麻酔医達は歯科医師なのに医者の真似事をしているだけ(失礼な言い方かもしれないが、自分も歯科麻酔専門医なので、発言する権利はあると思う。)で、全身麻酔をできる歯科医師が偉いみたいな感じの先生が多い。本当に麻酔で行くなら医者のライセンスがないと。。

学会発表を見ても珍しい難病に全身麻酔かけましたみたいなものが多い。確かに必要だが、歯科医療のベースとなる歯科麻酔学をいかに表舞台に出せるようにするかの議論がまるでない。。。大学主導なので世間と乖離している。。

大学の教授も医学部の教授になれない先生が歯学部の歯科麻酔の教授になる傾向が多い。全くもってナンセンスである。歯科治療が出来ない人が教授になってどうするのだろうか。。凄く優秀な医科の教授が退官して歯科麻酔の教授ならまだ話しはわかるが。。。

地方会だけでなく、総会にいってもがっかりしてしまう。。なんとかならないのだろうか?本当に必要なものなのに、それが理解されない、されようとも思ってない。。。
と思いながら、学会会場を後にした。。。これから甲府に向かい有床歯科施設協議会のプレミーティングに向かうので、新宿からあずさ号に乗る。こちらは楽しみである。

静脈内鎮静法でのインプラント

投稿日:2015年1月6日

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本日朝は静脈内鎮静法でのインプラント。上顎に1本のストローマンインプラント使用。流れとしては。。
①問診、クリーニング
②点滴(静脈路確保)、酸素投与、モニター監視。
③鎮静剤投与(ドルミカムまたはプロポフォール)。局所麻酔。
④インプラントオペ1本(約15分)
⑤止血、リカバリー(休憩約45分)
⑥レントゲン、CT撮影で終了。
⑦お迎えの方と帰宅
⑧帰宅後の状態確認
患者さんは手術中は完全に眠ってしまう。恐怖心、痛みも感じないので安心、楽に治療が終了する。ただし、我々は酸素投与、モニタリングを行い全身状態の監視を行っている。
インプラント治療と鎮静は相性がいいのだが、術者が慣れていないと手術が難しい。
むせたり、動いたりということを想定しながらでないといけないので。。
今日は午前中、笑気の治療もあるので後でまた更新したい。

清潔 安全 安心 納得の医療を。。。

投稿日:2015年1月6日

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土曜日は午後休診にして、スタッフ全員で勉強会に参加。当院のスタッフと自分も発表したが、無事に終わった。

今回は熊本の伊東口腔病院の伊東隆利先生に、医療安全について講演してもらった。自分の師匠でもあり尊敬できる歯科医師の先生だが、やっぱり素晴らしいと思った。
勤務医の時には伊東のシステムが当たり前のなかでやっていたが、いざ開業してみると思うようにいかないことが多すぎる。。。
現在、自分の目指す方向性は清潔、安心、安全な医院を作りたいという目標がある。消毒、滅菌もそうだが、ほこりひとつ落ちていない医院を作りたい。。。

伊東先生はこれに納得という言葉を追加したほうがいいと教えてくれた。
早速、追加することにしたが、納得とは患者さんが納得したうえで医療を受けようということ。
どうも歯科医師は審美、インプラントなどに目がいってしまうが、大事なのは医療という視点だと思う。ここが修正されないと、尊敬される仕事として認知されないだろうし、医者とも対等に渡り合えないと思う。当然学生も歯学部に行かないだろう。。
非常に刺激を受けた1日だった。ただ。また欲しい器械が増えてしまった。。。

歯周病治療について

投稿日:2015年1月6日

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最近テレビなんかで、歯周病の最新治療などの特集をみかける。

た だ、本音を言わせてもらえれば。。。最新というほどのものを出しているとは思えない。歯周病は生活習慣病である。糖尿病、高血圧などと同じの自己責任病だ ということをはっきりというべきである。基本はしっかり磨くということ。これができない人に何をやっても上手くいかない。

GTR法なんて、いまだにやっている先生いるのだろうか?大学関連で先進医療の名のもとにしょうがなくやっているんじゃないだろうか?まあ誤解がないように言っておくが、GTR法もしっかりとした専門医が適応を選べば素晴らしい方法である。

エムドゲインも症例によりけりだろう。なくても治りそうな症例を発表している先生も多いし。。レントゲンの角度が違う感じの発表も多い。ただGTR法よりは簡便で、応用範囲も広いと思う。信頼性はある。

まあどんな方法よりも、患者さんが危機感をもってしっかりブラシしないと意味がないということ。我々も患者教育ということに対して頑張らないといけない。。
ただ鏡を持たせて、指導していても全然見てない患者さんもいる。こんなときはやる気がなくなる。。。というか指導中止にする。。残念ながら意味がないので。将来困るんだろうなと心の中で思うしかない。。

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