医院ブログの記事一覧

医療事故防止対策研修会

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

今日は夜から歯科医師会の研修会で、夕方から東京歯科大市川病院に行く。
夜9時までかかる予定なので大変。

歯科はどうしても削ったり、 詰め物したりとなるが、本来とても危険な仕事である。

なぜ危険かというと。。。
①歯科は外科である。削ったり、切ったりすると元に戻らない。
②空気の通る道の気道、口を仕事場にしている。
③患者、歯科医師とも歯科医院で医療事故が起こるという意識が薄い。
④子供から老人、有病者など色々な人が来院する。
⑤歯科医師、歯科衛生士ともに危機意識が低い(血圧も測定したことがない人もいる。)医療従事者という意識がかなり低い人たちの集合体=歯科従事者。
まあ、そのくせプライドが高いという悪循環。。。
⑥局所麻酔、恐怖感などストレスがかかる。

その他書きたいことは、いろいろあるが(笑)日が暮れるので。。。

2年前にAHAの救急蘇生の実習を2日受けたが、歯科医師というだけでとても珍しく扱われた。医者と看護師しかいなかった。ある人には歯科医師に必要なの?とまで言われた。

簡単に言うと、歯科医師なのか歯医者さんなのかということなんだろう。
日本は90%歯医者さんだと思う。きれいな内装の歯科医院でも、血圧計、酸素なんかもないところが多い。まあ、あっても使いこなせないとわかっているから用意していないのだろうが。。。

今日は50人以上の市川市開業の歯科医師が集まる予定。司会進行をしなくてはならないので、頑張らないと!

これからの歯科は。。。

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

歯科医師の世界、特に歯科医師会といわれる組織内では歯科医師過剰、医療費削減などの暗い 話が多い。はっきり言ってくだらないと思う。勝ち組、負け組みという言い方が定着してきたが、これも社会の仕組みの中ではしょうがないと思う。勝つ人はそ れなりに努力しているわけで、負けている人は技量、努力が足りないだけの話ではないのか?努力しているのに負けるというのは、センスがないか、方向性が間 違っているのだろう。

歯科医師の収入?はいったいいくらが適正なのか?という議論もあるが、3億かせぐ人もいれば300万の人もいて、それは仕事に対する対価なので、比較すべきことではないと思う。他の仕事からすれば、まだいいでしょ?

全 員ではないが、一昔前の歯医者が、たいした治療もせずに豪邸を建て、外車に乗って、ゴルフばっかりした結果、今があるということをしっかり反省すべきだと 思う。自分はそうはなりたくない。ただ、現在の保険制度ではそんなことは出来ない。昔が異常だっただけの話だ。その時代を経験している歯科医師が、今の状 況について議論しても、何の説得力もない。

もっとしっかり、国民と向き合い、歯だけでなく人間を診ていく必要があるだろう。

歯科はまだまだ、やることがある夢のある職業だと思う。具体的には、企業秘密なので明かせないけど。自分のpcには将来したいことが沢山入っている。

インフルエンザ対応

投稿日:2015年1月6日

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世間では静かにインフルエンザが流行している。今月から来月がピークらしい。ジャニーズも感染したらしい。。実際にパンデミックになった場合はどうなるのだろうか?

歯科医院に患者さんが来院しない可能性も考えられる。というかもっと社会的な閉鎖状況になるはず。外に出れないとしたら、どうなってしまうのだろうか?

ワクチンも足りないし、誰を優先的にするかで問題になるはず。民主党もせっかく政権を取ったのに難題となるだろう。。。まずは医療従事者(歯科医は後回しでいいと思う。)、妊婦、子供が優先だろう。輸入のワクチンもあるようだが、副作用とかはどうなのだろうか?

当院でもマスクや消毒液をストックしているが、果たしてそんなもので感染拡大を防げるのだろうか?

静脈内鎮静法でのインプラント

投稿日:2015年1月6日

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午前中は相変わらず忙しかったが、勤務医の先生の働きもあり、無事に終了した。先週インプラントした患者さんも問題なく抜糸した。

そして午後は静脈内鎮静法でのインプラント。患者さんは意識なく、リラックスした状態で手術が行える。目が覚めるとインプラントがすでに入っていて、手術が終わっているので、皆さんびっくりされる。

基本的に長時間の手術に鎮静法は利用されるが、インプラント1本といっても患者さんの不安は大きいと思うので、有効だと思う。

10月の歯科麻酔学会(名古屋)と歯周病学会(宮崎)で、静脈内鎮静法の発表をする。開業医の視点で静脈内鎮静法の有用性を報告したいと思っている。そろそろ、用意しないと。。。

インプラントシュミレーション

投稿日:2015年1月6日

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安心、安全が最近の医療のテーマになってきている。インプラント治療は失われた歯の代わりに人工の歯を入れる治療法。完全に市民権を得ているが、個人的には危険な部分もあると思う。先生の診断レベル、考え方、手技、診療室の設備などがかなり違うからである。

当院では歯科用CTを導入して、確実なインプラント治療を目指している。さらに精度を上げるためにインプラントシュミレーションソフトを導入した。

シムプラントというもので、術前にインプラントの位置、方向などの決定ができるものである。以前から必要性を感じていたが、新しいシステムがでたので導入した。
これによって、ガイドの作成もでき、手術時間短縮にもつながるし、患者さん、我々の負担も減少していく。

最近はミサイル追尾のシステムを応用したガイドなんかもあって、技術の進歩はすさまじい。

ただ、最終的には歯科医師の技量によって大きく変わると思うので、手術が簡単になるわけではないし、より集中しなければならないと思う。

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