講演会のお知らせ〜市川市岸田歯科口腔外科クリニック

今回は歯科関係者へのお知らせ。
来月３月２３日に、我々の勉強会で講演会を企画している。
タイトルは「３人のパイオニアが語る?長期予後獲得のための鍵と次の一手」である。

その講師陣がスゴいのである。。

まずは船越先生：歯周病治療のスペシャリストで、日本のITIのチェアマンである。自分も過去に船越先生のコースを受け、今でも公私ともにお世話になっている。素晴らしい先生である。

次いで、小宮山先生：日本のインプラント治療のパイオニアであり、教祖？的な存在である。まさに別格である。

そして藤本先生：藤本研修会（歯科界で超有名な勉強会）のトップであり、補綴治療のスペシャリスト。

この３名が揃って登壇することは、もうないんじゃないか？と思う。しかも自分の症例を踏まえて、後進にアドバイスなんて。。

非常にエキサイティングな講演になるだろう！歯科関係者の皆様是非！

ベストなインプラントをするには〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

最初に断っておくが、専門家としての個人的な意見である。
ベストなインプラントをするための条件を考えてみたい。

①インプラント以外の治療が任せられる事：インプラントは治療オプションなので、他の治療もしっかり任せられる方がいい。

②歯科用CTが診療室にあること：診断には必須、ないと話にならない。外部に委託している先生も多いが。。やはり自院にあったほうがいい。

③自宅から近い事：将来、年齢を重ねた時に通院できる距離がいい。なにか問題があったときに利便性が高い。

④勉強会に所属し、研修している先生を選ぶ：当然、新しい知識、テクニックを習得しているはず。また、日本全国に知り合いが増えるので。。引っ越しなどがあっても、紹介してもらえる。

⑤歯周病、メンテナンスに力を入れている医院：インプラントは手術の後に人工の歯が入ってからが勝負。。定期管理を他の歯も含めてしてもらえる医院がベスト。

⑥メジャーメーカーのインプラントを使用：インプラントメーカーは無数にある。。共通できる部分が少なく、大手と呼ばれるメーカーが無難。会社がなくなったり、吸収されたりするとパーツがなくなってしまう。。

⑦激安、あまりにも安いものは避ける：安い。。ということは、必ずどこかにからくりがある。

以上である。あとは、症例数、学会の専門医などもあるかな。。

他院でインプラント治療をされた患者さん〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

昨年から、他院でインプラント治療をされた患者さんが来院されることが非常に多くなっている。一日に数人初診で来院される場合がある。
一見すると、歯科医院に患者さんが増えるんだから。。いいんじゃないの？と思う方が多いだろう。

しかし、他院でインプラント治療の場合には、いろいろ問題があるので簡単にコメントしたい。

患者さんはインプラント＝インプラントと思っている場合がほとんどである。
例えば、岸田歯科でインプラントした物と別の先生でしたインプラントは同じ種類だと。。
実は全く違うんである。。。

車にベンツ、ポルシェ、ボルボ、トヨタ、ホンダ、ヒュンダイとあるように。。インプラントも各種メーカーが乱立しているんである。ベンツのパーツがトヨタの車には使えないように、インプラントメーカーの互換性が全くないのである。

スイス、スウェーデン、ドイツ、アメリカ、日本、韓国。。無数にインプラントメーカーは存在している。日本で使用できるメーカーも40以上あるはず。

そのため、何か問題が生じた場合。。自分が使っているインプラント以外のトラブルに対応ができないのである。歯科医院で40ものメーカーのパーツを揃えることは不可能なのである。

トヨタの車が壊れたといって、ベンツのディーラーに行く人はいないのと同じである。。買い替えるなら別だけど。。（笑）

仮に、現時点で問題がなかったとしても。。将来的なトラブルに正直な所、対応できないのだ。

そ のため重要なのは、インプラント治療を受ける際の歯科医院選びということになる。よく「いい歯科医院」や「いいインプラント治療医」なんていう本がある が。。。あれは広告の寄せ集めである。一つの指標にはなると思うが。。もし歯科医師自身が患者となり、他の先生にインプラントをお願いするとして、だれも あのような広告本は見ないだろう。

当院も名前が載っているが、学会が専門医や指導医のリストを公表し、スポンサーになっているので。。勝手に載ってしまうのである。広告費など一切払ってない（笑）

ベストなインプラント治療医を選ぶポイントは次回コメントしたいと思う。

偲ぶ会に参加〜市川市岸田歯科口腔外科院長ブログ

日曜日は名古屋に向かう。お世話になった先生がお亡くなりになって、葬式ではなく偲ぶ会という形であった。

愛知県岡崎の先生で、もの静かだが非常にアグレッシブで尊敬していた先生であり、さらにダンディーなかっこいい先生であった。

かなり大きい歯科医院を展開し、入院施設、全身麻酔、勤務医教育、研修など。。日本の歯科界のリーダー的な方であった。非常に残念。。

しかし、すばらしい組織体系が構築されているので、先生の遺志は着実に引き継がれて更に歯科医院は発展していくはずである。

１月が終わりそう。。〜市川市岸田歯科口腔外科院長ブログ

ちょっとブログ更新をさぼっていると、あっという間に１週間経ってしまう。
先週は税理士さんとの打ち合わせ、受付スタッフとのミーティング、勉強会の進行打ち合わせ、歯肉移植やインプラントのオペもあり。。さらに大きい症例の相談もあって充実していた。
ただ気が付くと土曜日。。（笑）かなり１週間が早い。。まあいいことなんだろう。