インプラント学会へ〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

先週も慌ただしく診療が終了。
今日から明日まで、日本口腔インプラント学会の関東支部会である。

朝は10時〜日大の見崎先生（歯科麻酔）の専門医教育講演である。
専門医、指導医の資格更新のための講演であり、しっかり研修である。ここで更新ポイントを稼いでおかないと。。資格剥奪なので（笑）

関東支部会と言っても、かなりの参加者数になるので。。ちょっと早めに起きて、いい席を確保しないといけない。

現実逃避。。（笑）〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

一般の患者さんからみると。。歯科医師はクリニックで歯の治療だけしてる。。と思うかもしれない。

実は中小企業の社長なので。。やる事が山のようにあるのだ。。
医院のこと、歯科医師会のこと、学会や勉強会の用意など。。

そんな時、いつもインターネットの画面を２つ開いて。。片方はyoutube,、もう片方には仕事の画面（プレゼン作製やメール確認など。。）で仕事をする。

お気に入りの音楽を聞きながら、雑用をこなしていくんだが。。いつの間にかyoutubeで次にかかる曲を選んでしまう（笑）どんどん気に入りそうな曲がでてくるのがつらい。。いつのまにか現実逃避して時間が過ぎて行く。。。

日も変わったので。。そろそろ、集中だ！

口腔がん勉強会〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

月曜日は診療後に歯科医師会へ。
月一の口腔がん勉強会である。今回のテーマは「口腔カンジタ症」。

簡単に言うと「カビ」である。今回の講演では、免疫力の低下した患者さんでの問題点や診査方法についてがメインであった。

個人的には、歯周病とカビ、歯周病菌とカビの関連性について興味がある。

カビは本来人間と共生しているものであるが、状況によっては病原性を持ったり、他の菌のサポートをして病気を発生させていると思う。

当院でも、原因不明の舌の痛みを訴える患者さんに対し。。抗カビ剤（正確には抗真菌剤）の使用で改善するという経験をしている。

さらに重症の歯周病患者に対しても、非常にいい効果を示す。当然歯石取ったり、指導も徹底的にするが。。考えられない改善をすることを数多く経験している。
「カビ」はもっと研究が進んで欲しい分野である。

立春です〜市川市岸田歯科口腔外科ブログ

最近忙しくブログを完全に忘れていた。。（笑）
新年あけて、あっという間に１月が終わっていた。。。
改装工事で１週間やすみが多かったこともあるが、本当に早かった。

そんな中、もう２月で立春である。暦的には春に移行していくのだ。
このままだと、気が付いたら春が終わり、夏になってそうだ。

計画的にいかないと。

当院の滅菌体制：ジェットウオッシャー：市川市岸田歯科口腔外科ブログ

当院では滅菌、消毒にも力を入れている。どこの歯科医院にも負けないと自負している。

まずはミーレの医療用洗浄機。ミーレの家庭用洗浄機が入っているマンションなども最近多くなっているので、ミーレという名前も一般的になっている。
医療用は家庭用より、かなり高額。。ではある（笑）

利点：93℃まで温度が上がる（すべての病原性がなくなる）
　　　水圧（ジェットウオッシャー）による洗浄
　　　タンパクが凝固しないように、冷水で予備洗浄
　　　タービンやコントラの内部洗浄もできる
　　　休み時間、診療後も文句言わずフル稼働（笑）

この洗浄の段階で細菌、ウイルスは問題なくなってしまうのだ。この医療用洗浄機が入っている歯科医院はほとんどない。。数パーセントと言われている。

食器洗い器のようなものを入れてる歯科医院も多いが。。全く意味がないのである。業務用の食器洗い器でもダメ（形は似てるけどね。。。）
食器洗い器は脂やでんぷんなどの汚れを落とすものであり、50℃程度しか温度が上がらないのである。

もし、スタッフが洗浄後に器具で怪我したとしても。。病原性はないのである。この状態から滅菌に移行していくのだ。

歯科医院には必須のものだと思うが、なかなか普及しないのである。。当院には欠かせない器械である。

ただこれがないからといって、その歯科医院がダメというわけではない。薬液や超音波、洗浄によってしっかりしている歯科医院もある。