セレックによるセラミック治療

投稿日:2015年1月6日

カテゴリ:医院ブログ

当院では昨年途中からセレックによるセラミック治療を導入している。
年末にバージョンアップされ、精度があがっている。

一般的に部分的なかぶせ物の場合、多くはハイブリッドどいう材料が多く用いられている。ハイブリッドとはセラミックとプラスティックの混合みたいなものである。
欠点として。。
①磨り減りやすい。②色が変わりやすい。③弱いなどがある。

セレックはコンピュータでスキャンして、セラミックのブロックを機械が削りだすというシステムである。もともと単一のブロックなので、強度があり、材質も均一である。
硬さも歯のエナメルに近く、安定感がある。歯科技工士が作るわけではなく、テクニカルエラーもない。しかも15分あれば完成してしまうので、予約がとりやすい。
極論で言えば、1日で治療が終了である。

歯を治療して銀歯を入れたくない歯科医師(自分)にあっている製品である。
ただし保険治療ではできない。国の制度で保険治療は銀歯と決まっている。

今年はインプラントにも応用しようと考えている。

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