静脈内鎮静法でのインプラントオペ〜市川市岸田歯科口腔外科

投稿日:2015年1月11日

カテゴリ:医院ブログ

月曜日、午後はインプラントオペである。他院でインプラントオペと骨移植、歯肉の拡張術を数回行ったが。。なかなか上手く行かずに当院に来られた患者さん。最近このような患者さんが多い。。

確かに難しい症例であり、大変だったことが想像できる。色々と協議した結果、再度のインプラントオペを希望された。こちらとしてもなるべくストレスなく、確実にアプローチできる方法を計画した。

まず静脈内鎮静法を用いることで、術中を楽にする。本来ならサイナスリフト適応なんだが、CASKITという新しい器材を用いてソケットリフトのオペをする。
さらにCGFという採血して、治癒成分を濃縮したゲルを作ってソケット内に挿入し挙上とスペース確保に使用。

歯肉移植は希望されなかったので、切開を工夫して口蓋の角化粘膜が頬側に残るようにした。その周囲にはAFGというこちらも採血して作るシート状の物を応用した。
いろいろやったが、インプラントの初期安定もいいので問題ないだろう。