矯正用インプラントについて
投稿日:2015年1月22日
カテゴリ:インプラントブログ
成人矯正の場合、矯正用インプラントは非常に有用なツールになる。完全な固定源になるので、ロスがない。当然早く歯も動くので術者、患者ともにハッピーである。
ただ矯正用インプラントという名称がピンとこない。本当は矯正用アンカーピンとか矯正用スクリューのほうがいいのではないだろうか?
一 般的なインプラントは除去しないが、矯正用は役目を終えたら撤去となる。根本的に違うものなのだ。。。どんな名人がやっても一定の割合で緩んでくると言わ れている。ただ緩んだ場合は再度埋め込むことで、問題はない。今日は口蓋に6mmのミニスクリューを矯正の先生に依頼で行った。患者さんは緊張していたよ うだが、数分で終了し、逆にビックリしていた。
矯正用といっても一般診療にも応用がきくので、歯周病患者の骨のレべリング(歯のレべリングではない)やMTM、LOTなどとも相性がいい。持っていて損はないものだろう。
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