硬い骨

投稿日:2015年1月22日

カテゴリ:インプラントブログ

硬い骨はインプラントにとっていいことではない。患者さんは骨の密度が高く、硬いほうがいいと思っているようだが。。。
問題点
①硬い骨は血管が少ないので、出血してこない。(治癒の方向に行かない)
②ドリルで穴を開けるときに骨がやけどを起こす。
③手術に時間がかかる。
などがあげられる。

イ ンプラントするDr側からだと、やわらかい骨のほうがいいのだ。患者さんは抜歯のあと血が止まらない。。。と言うことがあるが、血は出ないより、出たほう が治りはいいのである。翌日の洗浄時にインプラント周囲に血餅があれば、まず問題ないだろう。今週の患者さんはかなり固かったが、最後のタップで出血が あったので、インプラントを植立した。場合によっては、穴だけ掘って1ヶ月後に植立なんていう方法もいいと思う。