静脈内鎮静法での集中治療
投稿日:2015年1月6日
カテゴリ:医院ブログ
今日の午前中は比較的混みあうこともなく終了。午後は静脈内鎮静法を用いての集中治療。
当院ではプロポフォールとドルミカムという麻酔薬を用いることが多い。
今日は抜歯5本(親知らず含む)と虫歯治療5本と歯石とり。
保険診療では行っていないので、患者さんには負担増だがメリットのほうがあると思っている。
メリット
①眠った状態の中で治療をするので、記憶、痛みがない。
②一度に治療することで、時間が有効に使える。
③術中管理が万全に行える(歯科麻酔専門医による管理)。
④リラックスするので血圧等が安定しやすい。
⑤通院の短縮など
デメリット
①処置前の禁食(このくらい我慢でしょう。。。)
午前中やるなら朝食抜きみたいな感じ
②できれば付き添いやお迎えの方がいたほうがいい。
③コストがかかる。
簡単にいうとこんな感じです。全身麻酔のトレーニングを受けた歯科医師じゃないと出来ない方法なので、まだ世間的にはあまり普及していないが非常に有効だと思う。
当院では、
①インプラント患者
②口腔外科処置
③嘔吐反射や歯科恐怖症の患者さん
④障がい者の方
⑤集中治療
などに応用している。
明日は朝から勤務医の先生とインプラントの勉強会にいってきます!!
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